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四柱推命≪詩子の推命日記≫

四柱推命に関する日々の命理的考察およびフリートーク

本日命(丙日干午月生まれ)

2014年06月14日 21時58分36秒 | 命理

ホタルフクロが咲いています。鉢植えのヤハズススキと一緒です。

★難易度Ⅰ
本日は丙辰日です。

甲午
庚午
丙辰
〇〇 です。

日干丙は午月火旺の生まれですね。2午が目立ちます。やはり同じ干支は2個あると目に付くというか、気になりますが・・・・
この八字ですと陽日干が月令を得ているので禄刃格に殺を求めます。壬水です。丙壬不離と言われるように丙と壬は輔映湖海と言って干の相性としては良いのです。太陽が湖面に輝く様を云うので即物的な印象ですが、そうではなく丙日干が強く、それに見合う壬の官殺の剋には弁証法的発展があるということのようです。干の特性を言っているのでしょう!!!
 壬の官殺を求めるのですが、八字に求めるのか、あるいは大運に求めるのか・・・
 まず、八字に!!

 甲午
 庚午
 丙辰
 壬辰 となり、非常に特徴的です。

全陽干支で2午、2辰です。時干支に壬辰が来るなら、丙日干は強いですが、年干と月干が反対のほうが安心感がありますね。2辰にはかなり火は洩らしますから、甲の嫡母に守ってもらいたいかなあ・・・と。いくら2根があっても八字で無事であっても運才での2壬となるのは厳しいからです。甲木が月干にあれば、こわくないですね。

でも年干の甲でも運才での壬は化殺はできます。化殺生身とならないだけです。わずかには甲は月支の午を強めることもできますので、全く日干に無情というわけではありません。

八字内で年干支というのは以外に無視されがちですが、大運ではよく作用しますので看る練習をしてみたらいいですね。この八字でしたら、順行運では第二運で壬申が巡ります。これをどう看るか・・・2壬ですので日干丙は2壬に任じなくてはなりません。地支は申ですので水源深いです。また八字には2辰が控えていますから日干は2辰に洩らし、湿土生申金から生壬水です。日干丙は転弱します。八字でも日干強弱はやや強程度でしょうから!!・・・・・

では年干支の甲午はどう働くのかです。大運干の壬が八字に関わるとき、八字に重ねてみるわけですから、八字全体から壬をみたらいいのです。日干からだけ看るのではありませんね。日干丙とも、年干甲とも、月干庚とも、すべて同時にです。年月の甲庚の剋は減力はしますが、決して去とはなりませんので残って固有の干です。庚は生壬水。甲は壬を納水しますので大運の壬は化殺します。ここで大運の壬はやや減力されたことがわかります。同時に日干丙と関わるのですが、減力されながらですから、まるまるの壬ではないことがわかります。甲のほうに流れた壬水のエネルギーは甲に化殺されて、甲から午に流れますと間接的に丙日干の根を強めたことになる・・・ということです。

 八字全体としては上記のようにやはり日干丙は転弱とはなりますが、舞台裏での甲の作用は見えないかもしれませんが、あるのです。ですから八字に甲の印があるかないかで全く違ってくると言えます。あるほうが良いというのが今回のケースの結論です。喜の印であるということですが・・・
 逆に大運が逆行したら、全く反対の作用となります。検証してみてください!!