「新食材試食研究会」～秋冬 野の恵み in みやぎ

昨日のこと
宮城県主催「新食材試食研究会」～秋冬 野の恵み in みやぎに
行ってきました。
「新食材試食研究会」は震災２年前から毎年開催されていたのですが、
震災後は、生産農家さんたちの支援がまず第一となったため、
震災後３年が経ち、やっと開催された次第です。
この会では、宮城県の生産者の方々や、ＪＡ、普及センター、研究所職員の皆様が自慢の野菜を持ち込んで、
野菜の説明をしてくださったり、実際にその食材を使ったお料理を試食させてくれます。


斉藤農園さんです。以前このブログでもご紹介いたしましたが
紫蘇巻きや、しそジュースのほか、珍しい西洋野菜を作ってらっしゃいます。
画面では、タルディーボ、トレビス、フェンネル、リーキ（西洋ネギ）ルッコラセルバチコ（ルッコラの原種）
などの姿が見えますが、、、

ほとんどはレストランやホテルなどが仕入れ先となっており
私達庶民には「高嶺の野菜」という印象が強いです。
ニューフェースの野菜栽培に挑戦しているお二人の笑顔が
とっても可愛いですよね。




氏家農園さんです。
「小ネギがうまいんだっちゃね！」と、、、
この日同行してくださったＮＨＫのラジオ番組「ゴジだっちゃ」の
アナウンサーTさんが、
とっても可愛いい氏家さんをご紹介してくれます。



こちらは四季成りいちご「すずあかね」というスイーツ用のいちご。
程よい酸っぱさがスイーツの甘さを引き立ててくれます。

品種改良による野菜の進化は新幹線並みのすごい速さです。
又、外国から入ってくる珍しい野菜の栽培に挑戦する若い生産者の方々も増えており、野菜ソムリエとしては、
情報が絶えることなく常に入いってこれるように日々アンテナを高くしているわけですが、
なんといっても食べてみなくてはそのものの味は分からない、
ということで、、、このような勉強会は大変貴重なものです。

この日１００種類以上もの野菜や果物を実際に目で見て、又試食をすることができましたが、
他には、加熱調理用のリンゴ「サワールージュ」や
３倍体イワナというお刺身にしても大変美味しい巨大サイズのイワナや
リゾットやパエリアなどの調理にも適するお米の試食などもあり、大変有意義な一日を過ごさせていただきました。