goo blog サービス終了のお知らせ 

序破急

片足棺桶に突っ込みながら劇団芝居屋を主宰している爺です。
主に芝居、時々暮らしの中の出来事を書きます。

「民宿物語・糸口」大吉オヤジの独り言7

2010-11-23 13:53:29 | うんちく・小ネタ

あれから雅子もチェリーに謝りに行き、チェリーさんの仕事がどんなものか観に行きたいと言い出した。

まあ、チェリーさんと雅子の事が何とか丸く収まって昭雄も一安心ってとこさ。

で、翌日、俺達がチェリーの送別会の用意をしている内に、雅子の奴があの行き倒れの小林君と一緒にチェリーさんの最後の舞台を観に行ったんだが・・・

どうもあの新婚さん達が訳有りだってのがだんだんハッキリしてきた。

_ck19906_2 仲がいいのは新婚さんなんだから当たり前の話だが、どうも様子がおかしいんだ。

なんて言うかオドオドしてるんだな、これが。

まるで何かに追われているみてえなんだ。

_ck19914

追われてるって言えば、俺とカカアが一緒になったいきさつなんかもそうだった。

若い頃の話さ。

円満に一緒になったわけじゃなかったからね。

そう、駆け落ちって奴さ。

何だかそんな雰囲気を感じるのさ。_ck19917

チェリーさんの送別会の準備をしようとしたら、あの新婚さんに誰かが訪ねてくるんだってんだよ。

そうこうしている内にチェリーさん達が帰ってきた。

よっぽどチェリーの舞台がよかったとみえて小林君や雅子は興奮状態よ。

そんな時あの新婚さんを訪ねて、客が来た。あの新婚さんの怯え方からしてどんな相手かと思ったが、なんてことはねえ、上品なご婦人と紳士さ。

_ck19926

まあ、これからあの二人をよんでご対面って事になるんだが・・どこかで見たことがあるんだよな、このおばさん。

まあ、この続きは又今度。

にほんブログ村 演劇ブログへ
にほんブログ村

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。