かっぱと暮らす

日々の暮らしの中の「うれしいなぁ」を綴っていきます

オオカミさんにきをつけて

2009-02-02 | ちょいとそこまで
先週、風邪をひいてしまい寝込んでいました。
そして案の定、息子も風邪をひいてしまいました。

病院の帰り、近くにある薬局に薬を取りに行ったのですが・・・

うあああぁぁぁっ!!!

薬局の長椅子に座っているぬいぐるみを見て、息子が絶叫しました。
1メートルはある大きなオオカミのぬいぐるみが座っていたのです。

痩せ細った体、鋭い眼。
オオカミさん、と言うよりまさに獲物を狙った狼です。
怖くないよ~。オオカミさんだよ~。ほら足こちょこちょ~なんて
言ってはみたものの、内心こりゃ子ども怖がるだろな。。。という気持ちでいっぱいです。

長椅子に座って薬を待っていないといけないのですが、
息子はんああっ!!と座ろうとしません。

それに気付いた薬剤師さんが、そっと狼を別室に連れて行きました。
(すみません~)

ほら、オオカミさん行っちゃったよ。
息子はようやく泣き止み、おとなしく座ってくれました。
よっぽど狼が怖かったようです。

それにしてもあの狼、、、なんなんだろう。
大抵、子どもが喜びそうな、例えばプーさんやミッキーのようなぬいぐるみがありそうなのに
(からくり時計や、おもちゃなど他には子どもが喜びそうなものがあるのですが)
なぜあの狼が?
オオカミでも、犬かな?と思えるようなマイルドなオオカミなら
怖がらなかったかもしれません。
しかしあの狼は全身からワルが滲み出るキャラだったのです。
あえて置いてあるのは、なにか薬剤関係のキャラなんでしょうか。

何度かこの薬局を利用していますが、
来る度に不思議に思ってしまうぬいぐるみです。

薬を受け取り、ご機嫌で「ばっばーい」と手を振り帰ろうとしたら、
入れ違いで、息子と同じくらいの男の子がお母さんと入ってきました。
そのときお母さんのこんな声が聞こえました。
「あ、○○くん、よかったね~。今日オオカミいないよ」

やっぱり狼はみんなに恐れられているようです。