某銀行員日記

とある銀行員の日常を書いたブログ。政治・経済・文化・芸能、硬軟取り混ぜて日々思ったことを主に書きます。

4月に社会人になる人に言いたいこと

2011年03月01日 19時59分49秒 | 真面目な独り言
3月ですね。
日本の多くの組織では年度末になるわけです。
そして来月には新たな年度が始まり、自分の肩書きや所属が変わる人も多いでしょう。

変化が一番大きいのは新社会人となる人達なのは間違いありません。
責任の無い学生から責任の有る社会人へ変わるわけですから、気体と不安でいっぱいでしょう。
そんな人達に、ちょっと社会人の経験がある私からアドバイスを。

社会人と言っても、そう大きく変わるわけではありません。
社会的な信用が急に大きくなるわけでも、いきなり過大な責任を負わされることも多分ありません。
ほんの一歩階段を登っただけですから、まだまだ変化は少しです。
ですからそこまで気負う必要もないと思っていて大丈夫でしょう。

一歩ずつ階段を登るにつれ、その変化は大きくなっていきますが、最初のうちはいわれたことをやっていれば大丈夫です。
言われてないことに気が付いていけるようにならないといけないのですが、それはしばらくたってからの話。
最初は社会人として働くということを理解するのが重要です。

こう思ってしまうのは、新社会人の中に最初に気負ってしまって空回りしたり、つまづいたままそこで立ち止まったりしている人が非常に多いように感じるからです。
もちろん、何事もそつなくこなしていく人もいます。
しかし、人の個性は千差万別ですから、得意なこと不得意なことがあって当然。
あの人が出来るのに私は…などと思わないことです。

一般的に、リタイアするまで40年以上働き続けることになります。
少子高齢化が進んでいる日本では、もっと長くなるかもしれません。
最初の1年が遅かったり早かったりしてもあまり関係ないのです。
甘えられるのは今だけなのですから、もっと肩の力を抜いて4月を迎えるべきでしょう。

もっとも、甘えられる時期がすぎてもまだ甘えられると思っている新人が多いのも事実。
成長するのに残された時間は限られています。
上で書いたことと矛盾するようですが、その点は常に意識して働いていけばなんとかなる、そう私は思っています

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1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
その通りだと思います (DSW)
2011-03-02 11:41:38
私も銀行員ですが、銀行の仕事なんて誰にでもできることをいかに間違えないか、事故に巻き込まれないかですからね。
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