一円多くても少なくても帰れません

よく銀行員の方が、
「銀行じゃ１円合わないと帰れないんだよ」
と言うことを聞くと思います。

これは真実で、本当に帰れません。
１円でも合わなきゃ合うまで帰れないんです。

とはいえ、一昔前までみたいにお金を手で数えているわけではないので、金銭授受や勘定での数え間違いはほとんどなくなっています。
なので今間違いの原因で多いのは、伝票を打ち込む時のキーボード等の操作ミスがほとんどですね。
ケタを間違えた、数字をうち間違えた、処理方法を間違えた、処理事態を忘れていたなどなど、結構間違いのパターンは決まっています。

なので昔と比べて非常に間違いを発見しやすくなったと聞きます。
おかげで早く帰れるようになったとか。
勘定が合わない時の残業はサービス残業らしかったので、非常に過ごしやすくなったとか。

そのようになった結果、１円違うということはほとんどなくなりました。
１２３円を１２４円というように打ち間違えることはあまりないんです。
だから今は１円違う、ということは非常に考えにくいわけです。
１円でも違ったら…というのは大げさな例えになってしまっているわけです（笑

とはいえ、１円違うことが全くないわけでもないです。
硬貨を５０枚ずつビニールでくるんでいる棒をご存知かと思いますが、アレの端っこに１枚残ったまま捨ててしまったときなんかがたまにあるわけです。
商店などでレジ係で働いたことのある人なら誰でも経験あると思いますが、銀行員も同じようなミスをしてしまうことがあるわけです。