某銀行員日記

とある銀行員の日常を書いたブログ。政治・経済・文化・芸能、硬軟取り混ぜて日々思ったことを主に書きます。

銀行と人権問題

2006年06月28日 23時04分39秒 | 銀行の話
人権問題、といってもたいていの人はセクハラなどの方を思いうかべるでしょう。
しかし、今日はそれとは違う別の問題、に関する問題についてです。

詳しく教わったわけではないのですが、国の同和政策の下、関係の人や企業へ低金利融資を行っていた時代があったそうです。
そういう人たちは大抵たちが悪く、それらの貸付金はほとんど焦げ付いてしまったそうです。
それらがあったせいか、今はなくなったそうですが。

しかし、その後普通の融資を断られたことを「自分がだからか」などと因縁をつける人たちが数多くいたということもあったようです。
彼らの中には本当はではないのにを装う、所謂エセの人たちもいたでしょうが、過去の経緯を考えれば本物の人もいたでしょう。

また人権教育という名で、高額な人権関係の教材の購入、講義の受講をしなければならなくなっているようです。
想像ですが、それらを断れば人権問題に無関心、ことによると人権無視の企業と宣伝され、様々な嫌がらせを受け、業務に支障が出るようになってしまうのではないかと思います。
そしてそれらを防止するため、企業は高額な金を払い続けているわけでしょうね。

詳しいことは書きませんが、ネットで調べていただければ利権の問題の闇がわかっていただけると思います。
他人に寄生することで利益をあげ続ける寄生虫のような存在ですね。
過去に差別を受けたからと言って、これではその差別問題を解決しようとする気があるのか甚だ疑問です。
逆に差別心、敵愾心を沸き立たせるだけではないでしょうか。



何故こんなことを書いたかと言うと、先日その人権教育とやらを受講したからなのです。
その内容はといえば、表面上は男女差別、国籍差別、障害者差別など多様な差別問題を扱っているようでしたが、時間的にはほぼ同和問題に特化していました。
そのあからさまなやり方に、非常に憤慨してしまったわけです。