某銀行員日記

とある銀行員の日常を書いたブログ。政治・経済・文化・芸能、硬軟取り混ぜて日々思ったことを主に書きます。

高齢化社会と熟年離婚を考える

2006年06月16日 23時51分13秒 | 真面目な独り言
高齢化社会ということをよく言われていますね。
学生時代はなかなか感じることはできませんでしたが、社会人になってそれを如実に感じるようになりました。

例えば、ATMで振込みの仕方をわからなくて聞きに来るのは大抵おばあさん。
引き出しの仕方がわからなくて聞いてくるのもおばあさん。
伝票の書き方がわからなくて聞いてくるのもおばあさん…
というように、何かわからなくて聞きに来るのはほとんどおばあさんです。

よく見ていると、おじいさんはほとんど銀行に来ないんですね。
恐らく、年金生活に入った老夫婦で、お金をおろしに来るのは奥さんの役目なんでしょう。
買い物するついでに銀行によって…ということなんでしょうが、リタイアした後も家事は女性の仕事となっているんですね。

これが熟年離婚の原因なのかなぁとも考えてしまいます。
夫の方はリタイアして家でボーっとしている。
妻は相変わらず家事に追われて、今まで家での自由気ままな時間を夫がいることで失ってしまったわけです。
このことを悲観した女性が熟年離婚へと走るんじゃないでしょうか。

そうだとすると、リタイアした夫が家事を手伝うようになってもダメなんじゃないかなぁとも思います。
夫が家にいる限り、妻は自由な時間を失ってしまうわけなのです。
夫はと言えば、社会人の間は自由な時間なんてほとんどなかったわけですから、妻がいようが関係ないわけです。

こう考えていくと、熟年離婚を防ぐ方法は、夫がリタイアすることなく一生働き続けるしかないんじゃないかなぁとも思ってしまいます。
夫は一生妻を養い続け、自由な時間を得られない。
女性の自由な時間を維持し、結婚生活を続けるにはこの方法しかないんじゃないでしょうか。

なんだか女性って、というか主婦って羨ましいですね。
俺も主夫になろうかな(笑