韓国映画の面白さを感じたのは、あるスラム地区で半地下に住む家族
長男が友人から裕福な家庭のお嬢様JKの英語家庭教師の仕事を振られて
その職を得て、更に精神的に不安定な絵を描くその裕福な家庭のおぼっちゃまの絵画教師にいもうとを推薦し、
更に父親には長女が送りのクルマに下着を脱ぎ捨ててタネを撒いて、ご主人の運転手に
実際有能な家政婦さんがいるんですが、コレまたはめて母親をこの家のお手伝いさんに
更に父親には長女が送りのクルマに下着を脱ぎ捨ててタネを撒いて、ご主人の運転手に
実際有能な家政婦さんがいるんですが、コレまたはめて母親をこの家のお手伝いさんに
って半地下に住み、全員無職の下層家族がお金持ち家族に寄生していくとこのテンポの良さから
見事に映画にハマっていくんですね
勿論、それぞれの人物としては家族関係は秘密にして表面上は他人を装っているわけですが、なんと住んでる半地下というかスラム街の持つなんとも言えない生活臭があるようで
勿論、それぞれの人物としては家族関係は秘密にして表面上は他人を装っているわけですが、なんと住んでる半地下というかスラム街の持つなんとも言えない生活臭があるようで
デモそこはお金持ちほとんど気付かない
こうして家族全員が新たな仕事を得てさてどうやってこの家族をのっとって(パラサイト)いくんだって言う方向性に映画が動くと思うじゃないですが
ところが映画はこっちが思ってもいない方向に・・・
まぁ長男の誕生日でキャンプに行ったお金持ちの家でもうやりたい放題の半地下家族
まぁ長男の誕生日でキャンプに行ったお金持ちの家でもうやりたい放題の半地下家族
酒や豪華な食材で満足してると、
突然、母親が家政婦になるために策略でクビにさせた前の家政婦が雨の中尋ねてきて
なんとなんとこの家に住んでる家族も知らない地下室があって
そこになんと元家政婦の旦那を住まわせていたのだった
そうなんですね、韓国は未だに北朝鮮とは交戦状態で、実は長期に休戦してる状態な訳で
お金持ちは自宅に戦争での核爆弾に対する防空壕を持っていたんですね
でもお若いお金持ち、それもIT企業とか新規に上流階級層になったいわば成り上がりには
世代的に各上流家庭には個人的な核シェルターを備えてるなんて知らないのかも
そう核シェルターだから長期生活ができるようなんでも揃ってるわけで
そこに旦那を住まわせていたんですね
同類と踏んだ元家政婦は秘密をバラして、更に
このパラサイト家族の状況を写メって逆に脅迫してくる
そこにこの家の家族から洪水でキャンプ不能で帰宅中との電話が入り・・・
ここから話は思わぬ展開を見せてくれるわけでは
ここから話は思わぬ展開を見せてくれるわけでは
下層階級ではしれなりのヒエラルキーがあるようですね
地下に住む住人とか半地下とかの・・・
いや思わぬ地下住人の存在から、ガーデンパーティでの狂騒を経ての
いや思わぬ地下住人の存在から、ガーデンパーティでの狂騒を経ての
地下住人の入れ替わりっていう皮肉さが実に面白いって言っちゃみも蓋もないのですが
韓国映画独特のエグみはないものの
軽ーく格差社会を皮肉った作品だったから、トランプさんが大統領になった事で
改めて自分たちも格差社会に生きてるって現アメリカの現実を目の当たりにしたことが
アカデミー賞につながったのかな
って現状日本でも他人ごとではなくなってれるよね格差社会
2019年製作、韓国映画(日本公開作品)
2019年製作、韓国映画(日本公開作品)
ボン・ジュノ脚本・監督作品
出演:ソン・ガンホ、イ・ソンギュン、チョ・ヨジョン、チェ・ウシク、パク・ソダム
エグさが足りなかった分、意表を突いた展開でカバーしていた様な気がしました。
地下室が急に現れた時は驚きましたし、そこから違う方向へと話が膨らんでいく事にドキドキが止まりませんでした。
「無計画」こそが一番良いと言ってたのもありますし、父親救出の「計画」は夢のままで終わるてのをそこはかとなく暗示させているのかもしれません。
韓国映画としてはコメディタッチなライトな作品だったと思います。
下流階層が上流階層に食い込んで
どうのっとっていくのかと思っていたら
全く違う展開になっていったのにはビックリでした。
父親を救うと言う夢が下層から這い上がるエネルギーになっていくと言う比喩ですかね