今月も新作のレンタルリリース作品が不足かたりてるかって言う瀬戸際がここきて段々見えてきたので
こう言った普段私の見向きもしないような作品にも手を出さざるを得なくなってきてるってことで90分前後のミニマムな作品ということもあって
そうこう言うので長いとたとえ二時間であっても下手したらオチてる私ですからねぇ
って90分だからオチなかったわけではなく多分ジュリアン・ムーアの演技力でオチなかったと思える作品
あるどこにでもありそうな一般的なアメリカの核家族の日常を淡々と描いてるだけの作品
そうなんです働く主婦であるジュリアン・ムーアは何と自作自演のシンガーソングをネット配信してる投げ銭で小遣いを稼いでる高校生の息子と旦那さんそして自分はDV被害の女性用シェルターでソーシャルワーカーをしている普通の主婦
そんな主婦が子供の気持ちがわからずに右往左往するだけのお話でした
ったら実に単純でして大抵はお互いがお互いを理解してチョンチョンって終わるのが常ですが
この映画はそんなうまく治らない
そりゃ思春期後期の息子の気持ちが親から離れていくのは成長過程での自然の摂理って言ってしまえばそれまでなんですが
お互い心が離れ離れでも家族が一緒に暮していくからには
なんらかのお互い妥協できるとこを探していくのが普通の家族だと思うのですが
まぁ息子はちょっと気になる彼女が自分のアイデンティティに関するポリティカルな問題に傾倒してしている
まぁ私には到底理解不能のような詩を書いてる女の子に
興味津々だってことで、自分もそんな政治かぶれな詩に曲をつけてSNSで配信していくわけで
まぁ誰にでもありがちな思春期の行動原理通り動いてるだけでして・・・
母親は母親でソーシャルワーカーとしては一流の人で他人から感謝されてる人生ではあるもののベクトルは家族に向いてなくて
旦那は旦那で勝手だし息子は↑の生き方してるし
そんなバラバラな家族をただただ淡々と描いて何が言いたいのやら
意味もわからぬうちに
映画はそのまんま終わってしまうんですね
なんなんだろうこんな気持ちがズレたままでも家族って言う絆というか血縁っていうものは
そうたやすく壊れやしないって言いたかったのかはわかりませんが
この母と子の噛み合わない家族関係と親子愛っていうのをちょっとしたエスプリで描いた作品だったのかなぁ
まさか投げっぱなしで終わるとはこっちも思っとらんかったよ
2022年製作、アメリカ映画
エマ・ストーン製作、ジェシー・アイゼンバーグ脚本・監督作品
出演:ジュリアン・ムーア、フィン・ウォルフハード、アリーシャ・ボー ジェイ・O・サンダース、ビリー・ブリック、エレオノール・ヘンドリックス
出演:ジュリアン・ムーア、フィン・ウォルフハード、アリーシャ・ボー ジェイ・O・サンダース、ビリー・ブリック、エレオノール・ヘンドリックス
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