1930年代ようやっと女性が様々な権利を獲得し始めた時代。女性の社会進出が認知され始めた時代を背景にして
っても旧態以前の男社会であるフランスの映画界で
有名プロデューサーが射殺されるという殺人事件が発生する
有名プロデューサーが射殺されるという殺人事件が発生する
新人女優が大物プロデューサーのが家から怒りを込めた足取りで出てきて部屋をシェアしてる女新人弁護士の元に帰ってきて全てをぶちまける
そう最近のハリウッドでも問題になったMe Too問題が起き、役と引き換えに押し倒されたのを押し返して帰ってきたというものの
なんとプロデューサーの射殺死体が発見されて件の女優さんが犯人に
これを機会と捉えて性的被害からの正当防衛ということで女性弁護士が法廷で華麗に口八丁で陪審員を手玉にとって無罪を勝ち取る
そこから女優はとんとん拍子に映画界で仕事を得、弁護士にも依頼殺到
自分は殺していないけどもこう言った機会を逃さずに
女としての魅力を華麗に、最大に発揮し、さらに知的に、女だけの持つ能力を駆使して
貧困から金持ちに成り上がっていく姿を小気味よくそして少しコミカルに、前半は描いて行きます。それが映画的にプロットとしてもすごく気持ちいい。
しかしそんな名声と金銭的に恵まれて行く中で後半はかつての名女優が登場してきて
殺人事件の犯人は私でお前らの得た金は全てわたしのものだから返せと登場してくるものの
それに対する2人の女性の窮地に置かれての知恵と行動力の凄さを後半でも堪能する映画だった
貧困から金持ちに成り上がっていく姿を小気味よくそして少しコミカルに、前半は描いて行きます。それが映画的にプロットとしてもすごく気持ちいい。
しかしそんな名声と金銭的に恵まれて行く中で後半はかつての名女優が登場してきて
殺人事件の犯人は私でお前らの得た金は全てわたしのものだから返せと登場してくるものの
それに対する2人の女性の窮地に置かれての知恵と行動力の凄さを後半でも堪能する映画だった
その名女優の思惑に、二人が上手に対応して彼女を自分たちの掌で転がして
自分たちの地位や名誉、さらに金銭欲までをも名女優にも負わせ満足させていく様がとてもしたたかで鮮やかでしたし
なんとこの事件を戯曲化した舞台の上演スタイル、そう劇中劇ですプロデューサー殺人事件の真相までをも我々に見せてくれるという
自分たちの地位や名誉、さらに金銭欲までをも名女優にも負わせ満足させていく様がとてもしたたかで鮮やかでしたし
なんとこの事件を戯曲化した舞台の上演スタイル、そう劇中劇ですプロデューサー殺人事件の真相までをも我々に見せてくれるという
実にフランス映画らしい作品で全く飽きませんでした。
2023年製作、フランス映画
フランソワ・オゾン脚本・監督作品
出演:ナディア・テレスキウィッツ、レベッカ・マルデール、イザベル・ユペール、ファブリス・ルキーニ、ダニー・ブーン、アンドレ・デュソリエ
出演:ナディア・テレスキウィッツ、レベッカ・マルデール、イザベル・ユペール、ファブリス・ルキーニ、ダニー・ブーン、アンドレ・デュソリエ