東映チャンネルの“生誕100年 丹波哲郎刑事まつり”のプログラムとして7月7日に
丹波哲郎さん主演の「刑事」という1964年の作品OAされたのでエアチェックしておきましたものを視聴
レンタルしてる10ほん以上の作品が全部洋画だったりするので
その隙間を縫って邦画見るのはエアチェック作品に限定されていくのかなぁ
個人的に今見ておる「警視庁物語」シリーズがシスタームービーの役割を終えた
後の作品ということかなぁ
見始めた時にちょっとビックリなんと
L・トリートの原作を池上金男が脚色していたんですね、そして助監督には降旗康男で監督は佐伯清さんだったのね
池上金男さんなら面白かろうと勝手に思い込んでいましたが
ある意味脚色ですから、犯人が最初に拳銃を入手すりというところから始まりますが
この犯人に江原真二郎、そして今拳銃を売る男に亀石征一郎
いや実に歪んだ性格の犯人って言うことでの江原さんの起用だったようですね
個人的には現代劇に出演していたのでびっくりしたのが襲われた男になんと里見浩太郎さん
まぁ着流し任侠映画に出演されてるのは見てましたがまさかの背広スタイル
まぁステージ上での里見御大見てますから違和感なく受け入れましたが
土曜日の夜。山下公園で車を停めて語り合ってるカップルの男を殴り女とクルマを拉致する事件が起きる
拳銃で殴られた男画像フラフラ歩いているの神奈川県警のパトカーが見つけ男を保護する、
このパトロール警官の一人に柳谷寛さん、子供が生まれるって言うセリフのやりとりは完全なる死亡フラグだって見抜きましたし拳銃で撃たれるんだって思ったら
轢かれて死んでしまうんですね
捜査が開始されたら捜査主任矢野警部の妹が拉致被害者って判明
里見浩太郎さんの婚約者だとは知らぬ存ぜぬが面白い
面白いといったら犯人像もまた
拉致った女を犯したいものの場所がなくて街んなか盗んだクルマで右往左往
そう家には母親がいて、ある意味マザコンって言う設定ですから
捜査陣と欲望達成場所探しに奔走する犯人とのがフラッシュバック的なプロットと
親代わりの兄と妹との婚約者との葛藤と言ったバイアスがかかったプロット作りはさすが池上金男さんと言えるのか
原作なのか・・・
とにかくスリリングな作品でした。
1964年製作、日本映画、東映作品
池上金男脚本、佐伯清監督作品
出演:丹波哲郎、江原真二郎、里見浩太郎、安井昌二、中山昭二、水上竜子、志麻ひろ子、織本順吉、増田順司、菅井きん、柳谷寛、藤里まゆみ、亀石征一郎、杉義一、沢彰謙、
