MOMENT

レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、残日録。

透明人間 インビジブル

2022-07-19 23:05:32 | 洋画未公開
コロナ禍のロンドンのロックダウンで映画が撮れなくなったことを逆手に撮って
たった一人で撮影したまさに世界パンデミックをいい方向に向かったって言う言える作品を「ゾンビ大陸アフリカン」のハワード・J・フォード監督がコロナ禍でロックダウン中のイギリスを舞台にしたサスペンスホラーです。
最初に言っておきますが、邦題は完全なる詐欺ですからね
全く“透明人間”なんて一人も出てきません

ロックダウンで人々が家に籠る中、金髪の一人暮らしの女性ばかりを狙った連続絞殺事件が発生し、たまたま逮捕した容疑者に唾を吐きかけられ、その男がコロナ陽性者だったために自宅隔離中の女性刑事ジョージがこの連続殺人事件を捜査するって言うお話なんですが
主人公の女刑事は自宅隔離中ということで資料だけが回ってきて完全リモートで捜査をするという展開です
ここいらが苦肉の策でして・・・
 
 
前半は被害にあう女性たちのロックダウンの中での家庭生活の中で
勝手にドアが開いたり物が飛んだりする現象が描かれ
この勝手にドアが開いたり誰かが自宅にいるという不気味な雰囲気の描写が
邦題の“透明人間”とついてますが、いわゆるこれはポルターガイスト現象ということが見てるうちにわかって来る設定
さらに暗闇にぼんやり浮かび上がる人影などと
どう見ても幽霊っぽいな、と思ってたらなんとこれは怨霊であるっていうことで
怨霊が殺人を犯すっていう
いわゆるオカルト系のがホラーサスペンス立っていうのがわかるんだけど
 
何せ担当刑事が自宅隔離中ということっで全く現場にでない捜査っていうこれまた異例な映画
さらに変なオカルト研究家がTVで“街に人がいなくなると幽霊が溢れ出てくる”等と言い出す始末でして
ある意味そんなゴーストタウン化が怨霊を呼び寄せて人を殺しまくるはゴースト殺人鬼物だと分かります。
 
主人公は半信半疑ながらも超常現象研究家に意見を仰いでその意見や現場に残された手掛かりから事件に迫っていき、同じ手口で殺人を行い刑務所で自殺した連続殺人鬼に辿り着きます
って言う全く自宅のリモートワークでここまでたどり着ける刑事ってもう優秀以外の何者でもないんですが
流石に動かないのはここまでが限界で・・・
刑事の捜査はちゃんと行動にあるってことで
 
後半のかつて殺人鬼から生き延びた女性が再び狙われる展開人ちょっとハラハラさせられるものの
アイディアでこういった作品が作れるのは素晴らしいけど
あえて言わせてもらうんですがオカルト映画の邦題のつけ方が絶対におかしい
 
2021年製作、イギリス映画
ハワード・J・フォード脚本・監督作品
出演:トニー・トッド、アンジェラ・ディクソン、ヘザー・ピース、ジョン・キャンプリン
コメント (2)
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セカンドパートナー 夫婦の選択

2022-07-19 17:07:45 | OV
この7月6日にリリースされたBreezeから発売のエロチックOVです。
Breeze作品はシネマファスト作品が全作配信コンテンツに変わっていくものの
未だパッケージにこだわってくれるので
アナログ世代の私には大いに助かっています。

宮沢ちはるさん実に素敵なお方でしたねぇ

見終わって調べていたらパイパンのAV女優さんなのね
でなにが素敵かって言ったらちっぱいって言うこと
いやこの言葉が当てはまるのかどうかと思いますが、じつにみごとなちっぱいぶり
もうこれだけで惹かれてしまいました
本業もこういったエロチックOVやピンク映画とかでもお初のお方
それなりに演技的にもある意味しっかりされてて
彼女の姿態に惹かれていく自分とは裏腹に、じつにときめかない作品だったなぁ

映画として作られてますからプロットが進んでいくにつれてどんどんこっちの気持ちが作品から遠ざかっていくのには困ったもので
映画としてのリズムが悪いんですよね
さらにセカンドパートナーとしてプラトニックな男女関係なんてこのような作品としてはありえねぇだろうっていうのは、見る前から先が見えているってのもあるんだけども
宮沢ちはるのヒロインとセカンドパートナーである吉田タケシとのクライマックスにつながるまでの過程からして
映画的にも、盛り上がっていかないのよね
これってホンが悪いのか、演出が悪いのか、個人的には映画としてのリズム感というかテンポが悪いっていうことでベテラン鬼脚助二郎さん
一体どうしたって思ってしまいました。

タイトルの“セカンドパートナー”っていうのは、この作品でも一応
“既婚者が夫や妻以外の異性とプラトニックな親しい関係を築くこと。一般的な不倫関係とは異なり、肉体関係の無い男女の友情を基本として定期的にデートなどする関係”
ってありますが、いやいわゆる結婚5年の夫婦でして夜の生活もおざなりのいわゆる倦怠期の夫婦関係の中でのセカンドパートナーって言ったら
プラトニックで終わるわけないですよねぇ

って事で何がこの作品に関して私がときめかなかったっていうかというと
マンネリ倦怠夫婦の夜の営みのためってことだと思うのですが2、3回ある濡れ場のシーンがワンパターンの演出
多分に意図的に撮られてるとは思うのですがねぇ
そんな割にセカンドパートナーと初めて結ばれシーンに躍動感がなかったってとこかなぁ
宮沢ちはるさんいい女優さんだと思うんですが、じつに勿体ない作品となってしまったかなぁ

切り口の違う記事はコチラ

2022年製作、日本OV、Breeze作品
鬼脚助二郎脚本・編集・監督作品
出演:宮沢ちはる、上野貴彦、。吉田タケシ、稲葉凌一、範田紗々


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