MOMENT

レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、残日録。

つや女房

2022-07-26 23:06:42 | OV
チャンネルNECOでTV日付では25日の深夜枠でOAされた
かすみ果穂さん主演のエロチックOV作品
映画の情報ほとんど入れてないから見るまで全く知らなかったんですが
2009年製作の小松公典脚本、竹洞哲也監督のピンク映画ではないOV作品だったんですね
ピンク映画の三人を脱がすとか製作費300万円とか10分に何回濡れ場入れるとかの制約が無い分自由にそして今、潤沢とは言えないものの資金的な制約もなく撮れた作品だったようでしたが
エロさはじつに不十分ではあるもののクライマックスに唯一の濡れ場を置いているんですね
そこにいくまでのいわゆる見せないことによってのtease 
そう散々焦らしてクライマックスで思いっきり発散させるという
ピンク映画では到底制約に縛られてできないプロットで十分に楽しませてくれた作品であったかなぁ
 
 
明治初期の頃。急速に進む近代化の波は、下駄職人の権三と妻のおせいが住む田舎町にも押し寄せて来ていた。近代化はざんぎり頭となんと靴。下駄職である権三は貧乏な暮らしが立ち行かなくなり、町を治める善蔵から金を借りていた。
善蔵は、おせいの体を狙っているひひじじいだった。ある日、権三が留守の時、おせいは善蔵に無理矢理手篭めにされてしまうのだった
貧乏暮らしと善蔵の魔手から逃れるためにおせいはある事を思いつき・・・
そう手籠にされて死んだことに・・・

竹洞哲也監督初のOVシネマでしたが先に書いたようにOVっていう自由な映像をぞんぶんに彼自身も楽しんでいたのではないかな
ストーリーは小松公典のどこか厨二病的な女の死体を巡っての石川雄也と松浦祐也の演じたお馬鹿な村人のドタバタ喜劇は彼らで無いと出せないものだったしどっから見ても厨二病でしか無い
そしてピンク四天王の一人老練野上正義の芸達者なエロオヤジは完全にOVでも発揮されていてじつに秀逸
そして時代的にAV女優として全盛期を迎えていたかすみ果穂の艶姿がなんとも言えない魅力を見せていた
 
この後ピンク映画で小松、竹洞、かすみトリオは「誘惑遊女〜ソラとシド〜 」でその完成形を見せてくれるんですねぇ
 
切り口の違う記事はコチラ
 
2009年製作、日本OV、FULLMOTION VITAGE作品
小松公典脚本、竹洞哲也監督作品
出演:かすみ果穂、岡田智宏、石川雄也、松浦祐也、高尾祥子、野上正義
 


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イリュージョン

2022-07-26 16:48:18 | 洋画未公開
まあ、配給会社のインターフィルムがジャケットの図柄を、意図的にあの「グランド・イリュージョン」シリーズによせてきたのは明らかですが
いわゆるマジシャン側が犯罪を隠すためのイリュージョンで隠蔽しているのとは違いますが
意図的にロシア側が米国映画に寄せてきているのは間違いないといえる作品だが
こちらはイリュージョンにカコつけてマジシャン側がいわゆる被害者的な立場に置かれ
舞台を続けながら見えない敵といかに闘っていくかっていう作品
 
今時ロシア映画を見ていていいのかって言う言う気持ちが心のどこかにあるんですが
いわゆるプロパガンダ的な戦争映画でなけれいいかって、思うことで一応は見ましたが
劇中の舞台上で行われるイリュージョンと
それにともなって犯人を探していくという二重の緊張感を構築していくプロットが秀逸で
ちょこっとした伏線も多少散りばめてあり、ある意味よくできた作品だったかな
 
長男デニス、次男ヴィクトル、三男イリヤのロマノフ三兄弟のイリュージョニストは大型トリックのイリュージョンを仕掛けると同時に、そのトリックの種明かしを舞台上で暴露するなどがその人気を支えているのだが
実は種明かしイリュージョンの客受けはいいものの、同業者からかなりの反感を買っていた。
その日の舞台はアメリカで世界進出を賭けた大舞台
デニスは舞台前に助手を務めるカーチャにプロポーズしていたが、ショーの最中に消えてしまい、慌てる彼等の無線に“ショーを続けろ。中止すれば、カーチャは死ぬ”と脅迫メッセージが届く。
更にステージ上では、彼等の命を狙った不可解な罠が次々と仕掛けられていった。
三人は犯人は誰だ!?と観客に分からぬように罠が仕掛けられたイリュージョンから罠を回避しつつ舞台進行をリアルで脅迫してくる犯人を探し始める
 
犯人は舞台の進行に併せて脅迫してくるから
劇場内の観客?スタッフ?そして、仲間内のキャストまで全員が容疑者・・・
追い詰められたデニスは、愛するカーチャを救い出すために、究極のイリュージョンに打って出るものの
そう身近も身近に犯人が、それもあっと驚く・・・
 
よくできた作品で劇中イリュージョンと犯人探しを楽しめる作品でした
 
2020年製作、ロシア映画
オレグ・アサドゥリン監督作品
出演:アンドレイ・ブルコフスキー、パヴェル・チナリョフ、 ダニラ・ヤクシェフ、アグラヤ・タラーソヴァ、セミョン・トレスクノフ、セバスティアン・シサク
 
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