その消失、

これも日本映画を積極的に見ていこうと言う企画で鑑賞した作品

いやかなり衝撃的です実に予想不可なプロットに完全に映画に没入させられてしまった

原案・脚本も監督である狩野比呂さんの完全なるワンマン映画

とにかくプロットが秀逸過ぎて完全にやられた映画
最初はこいつ記憶喪失で大丈夫なんかいって言う刑事が主人公

現在前のストーカー事件ものの無事に解決して、今は三人の女性をストーカーしてる前の事件の模倣犯みたいなストーカー事件をも担当

ふつうこんな記憶喪失の・・・
そうなんですよモノローグ説明によるとこの主人公の刑事

高校生前の記憶は完全に喪失してるようだし

現在もその記憶喪失が断片的に現れるようで酷い時には昨日のことをも思い出せないような刑事

こんな刑事に犯人探しできるんかいなって言う思わせといて
見てるときに一応は刑事らしく被害者との思われる三人の女性にしっかりと聞き取りしてる

ちゃんと刑事してるやんて見てたら・・・いやだまされましたわ

ラスト少し前の携帯のシーンで、ビックリして思わず腰が砕けてしまいました

過去と現在とがフラッシュバックで交互に映像化されてたいく中で彼の過去と三人のストーカー被害者との過去がなんとクロスされることによって

祖なんですよね携帯がなんとガラケー

ってことっで公開は2022年ですが、この作品の制作時はなんと2018年ですか

さらにこの映画実はいじめ何絡んでいて

ストーカー被害者である三人の女性は高校時代にリーダー的なJKのね元で

転校生のミナミをいじめの対象にしており

日を増すごとにエスカレートしていき、最終的にいじめのね果てにミナミは自らいのちを絶っていたって過去があぶり出されて

ストーカー事件は最終的に殺人事件になっていく

現実と過去回想の世界で構成されている事もあって、そして今実際に刑事まで高校生として記憶が呼び覚まされていくとなんと・・・
ミナミはこの刑事の妹であり、この刑事はいじめのリーダー格の女と結婚しており

ミナミという娘まで儲けており

理屈とか関係なく、まさに不可思議な世界観に包まれた作品となってていく過程がミステリーでありホラーでもあるような作品
今までの邦画では観た事ない感覚の作品

ほんとに後半から映画世界に引き込まれていく

2018年製作、日本映画、「その消失、」製作委員会作品

狩野比呂原案・脚本・編集・監督作品

出演：札内幸太、平祐奈、泉里香、朝見心、高見こころ、横田美紀

ヴォイジャー

「レディ・プレイヤー1 」のタイ・シェリダンのSFということでの鑑賞

なんと地球温暖化により地球崩壊の危機に瀕した人類は2063年に

地球に似た惑星を見つける。その惑星に到着するには86年掛かる計算だが

今地球を脱出すれば人類の滅亡だけは免れるということでした

急遽その惑星へはDNA操作で人工授精によって造られた子供達30人をその惑星に送ることになったが、能力は優秀だが人工的に作られた人間であるために咄嗟の判断力の弱さだったために

子供達を教育する立場のリチャードは、子供達と同行する事を決め、地球を旅立つ

その宇宙の旅ということでタイトルはまんま「VOYAGERS」

そして10年。子供達は宇宙船no中で思春期えお、迎えるものの船内では各自の役割をそつなくこなし、安定した生活を送っていたが、ある日、クリストファーが毎日飲まされてるブルーという飲料に人間の欲望を抑える薬だと知る。
クリストファーはリチャードに何故そんな薬を飲ませる必要かあるのかと問い詰めるとリチャードは”それがミッションを成功させる為の措置“だと告げる。
納得行かないクリストファーとザックは、次の日からブルーを飲まなくなると

次第に二人には思春期特有の欲望が湧いてくる
そして、欲望にかられたザックはセラを女性として見初め、欲望のままにセラ飲まされてるおっぱいを揉みまくるがセラはなんの感情をも見せない

そうなんですね宇宙船に86年乗って孫の世代が新天地のアダムとイブになるためには
リチャードがクスリ電話欲望を抑え規律正しく人間としての交配を計算していたんですね

若ものの欲望のままに行動されたら人類は船内で滅亡してしまうから・・・

 

しかしザックは次第に凶暴になり、リチャードにも反抗する様になる。
さらに他の皆にもブルーを飲ませなくなっていった中でした通信機器の故障が発生し、船外修理するリチャードをザックが殺してしまい

規定によってクリストファーがリーダーに選出されるがザックは気に入らず

船内はザック派とクリストファー派に分断されていき・・・

通信室の修理とデーター回収を行ったクリストファーとセラは、リチャードの死の真相を知り・・・
山場はクリストファーとザックとの対立ですが
最初は宇宙船内でエイリアンと戦う子供達の話しかと思い込んでしまったけど結局

人間が人間として生きることが一番って言うような作品でしたが

船内ではみんながブルーをやめて思い思いのねカップルができて子を宿して目的地に向かっていくという映画

ちょっと長い作品でしたがクスリ電話欲望を抑えられていた彼らにリチャードはいつ子作りとか恋愛感情とかの発露を教えるつもりだったんですかねぇ

そんなリチャードを演じていたのはコリン・ファレルだが出番と見せ場はほとんど無い映画

 

2021年製作、アメリカ・チェコ ・ルーマニア ・イギリス合作映画

ニール・バーガー脚本・監督作品

出演：タイ・シェリダン、リリー＝ローズ・デップ、フィン・ホワイトヘッド、コリン・ファレル、アイザック・ヘンプステッド＝ライト、ヴィヴェイク・カルラ、アーチー・ルノー、シャンテ・アダムズ、マディソン・フー、クインテッサ・スウィンデル