CSの衛星劇場の7月のプログラム企画“幻の蔵出し映画館リクエストSP~蔵出し任侠映画~”で本11日にOAされた里見浩太郎さん主演の日活映画
っても
ロゴはモノクロの日活配給作品用でして
やっぱモノクロだと思っていたら、いきなり
本編はカラーでした。この頃東映の任侠路線に乗っかって北島三郎さんでの任侠映画を作って日活に買い取ってもらっていた五月みどりさんの旦那さんが社長の
ニュー・センチュリー製作の映画でしたねぇ
明るく楽しい東映時代劇で主役デビューした里見浩太郎さん
東映が集団時代劇に活路を見出した時にも辛うじて1枚目の看板を死守していたんですが
任侠路線に移行してから里見閘門様は一応任侠映画に出演はするものの
ご自分の役不足に納得いかなかったんでしょうね東映を離れての
初主演作がどうやらこの作品みたいですねってニュー・センチュリー作品ですから
お相手ヒロイン役に藤田佳子さんと言う、ある意味地味な女優さんでしたし
第一ヒロインとして華がない
主人公の里見がいくら一夜を共にしたからといってここまで執着するようなヒロインには見えないのが残念だし
一応ヤクザを相手にチンピラまがいの里見が・・・
って言う構造ですが、里見浩太郎さんは御自身の歌唱力を存分に発揮しての歌謡映画にヤクザが出てきたって言うようなどっちつかずの作品
って言う構造ですが、里見浩太郎さんは御自身の歌唱力を存分に発揮しての歌謡映画にヤクザが出てきたって言うようなどっちつかずの作品
どこが“蔵出し任侠映画”だって言うような作品
一応タイトルは西川Pの実子山田太郎の曲『人妻』を主体にして乗っかって作品だったんですね
まぁ歌謡映画って書きましたけど、なぜかサブちゃんは全く歌手として出演してなくて
お一人ですが任侠パートを受け持たれていたんですね
けっきょくどっちつかずで中途半端に終わってしまった作品
埋もれるのも当然と思える作品でしかなかったけど
辰巳龍太郎、竜崎一郎、睦五郎、三上真一郎に加藤嘉とやたらに脇も豪華なのにねぇ
1969年製作、日本映画、ニュー・センチュリー作品、日活配給作品
土居通芳監督作品
出演:里見浩太郎、藤田佳子、北島三朗、加藤嘉、龍崎一郎、三上真一郎、新井茂子、夏海千佳子、山口火奈子、浅井美帆、緑川アコ、睦五郎、島津伸男、岡部正純、桂小かん、藤田陽一、林栄子、松尾ジーナ、山田太郎、辰巳柳太郎