05年度DVDレコーダー出荷台数2.9%減──初の前年割れ

2006年07月24日 18時20分34秒 | ニュース
http://it.nikkei.co.jp/digital/news/index.aspx?n=AS1D2008A%2020072006

調査会社のMM総研(東京・港)がまとめた2005年度のDVDレコーダーの国内出荷台数は前の年度に比べ2.9%減の430万台にとどまった。02年度の調査開始以来、前年度実績を下回るのは初めて。大型イベントなどが乏しく、アテネ五輪特需があった04年度に届かなかった。06年度はサッカーのワールドカップ(W杯)効果などで再び成長に転じるとみている。

 シェアは松下電器産業が24.4%で4年連続で首位。2位以下はソニー、東芝、シャープ、パイオニア、三菱電機の順だった。上位6社に変動はなかったが、割安な機種を多くそろえた東芝が1.6ポイント、ハイビジョン対応を前面に打ち出したシャープが4.9ポイントシェアを伸ばした。

 出荷金額は11.7%減の2030億円。03年度から04年度にかけて29.6%と大幅減だった平均出荷単価は、8.9%減の4万7300円だった。05年度後半に比較的高価格のハイビジョン対応機など高額製品を各メーカーが相次いで発売し、単価下落スピードが緩やかになった。


[2006年7月21日]

CS放送ハイビジョン化、2008年にも実現へ・総務省

2006年07月24日 18時19分49秒 | ニュース
http://it.nikkei.co.jp/business/news/index.aspx?n=AS3S2000T%2020072006

 総務省はCS放送で、ハイビジョン映像の実用化に乗り出す。情報通信審議会(庄山悦彦会長)が20日、CSのハイビジョン導入に向けた新しいデータ圧縮技術などの採用を認めることを答申。これを受け、総務省は年内に具体的な技術基準を定める。専用受信機などの開発を経て、2008年にサービス開始を目指す。

 現在、スカイパーフェクト・コミュニケーションズ(スカパー)のCS放送は、地上アナログ放送と同じ画質で配信されている。ハイビジョンを採用する地上デジタル放送と比べると画質が劣ることから、CS放送もハイビジョンで見たいという視聴者の要望が強まっている。


[2006年7月21日/日本経済新聞 朝刊]

FMラジオのJ―WAVE、ネット接続事業に参入

2006年07月24日 12時25分40秒 | ニュース
http://it.nikkei.co.jp/internet/news/index.aspx?n=AS1D1406L%2021072006

FMラジオ放送局のJ―WAVE(東京・港)はインターネット接続事業に参入する。8月からサービスを始め、初年度に1万人の加入を目指す。加入者はメールアドレスの一部であるドメイン名に「j―wave」などを利用でき、番組ファンの取り込みを狙う。放送局がネット接続サービスを展開するのは国内初という。

 J―WAVEは音楽を中心とする番組構成が20―30歳代を中心に人気で、新サービスでは自社のブランド力を生かす。ドメイン名に「j―wave.net」のほか、ラジオの周波数を転用した「813.fm」が使える。独自のパソコン用壁紙もダウンロードできる。


[2006年7月24日/日本経済新聞 朝刊]

小学館、10月にも電子雑誌に参入

2006年07月24日 12時24分55秒 | ニュース
http://it.nikkei.co.jp/internet/news/index.aspx?n=NN000Y975%2023072006

小学館は10月にも電子雑誌出版事業に参入する。既存雑誌の電子版を制作して定期購読者を募り、紙の雑誌と同一料金、同じ体裁でインターネットで販売する。紙版の店頭販売も続ける。国内雑誌市場はネットなどの影響で縮小が続いている。既存雑誌の廃刊やネットへの移行が相次いでいるが、小学館はネットで新規読者を掘り起こしながら、既存雑誌の充実を目指す。

 同社は10月にも生活情報系、娯楽系などの月刊誌で電子版をつくる。年内には3誌に拡大する。定期購読契約をした電子版の読者だけを対象に紙版の雑誌と同一料金、ほぼ同じ販売日程で配信する方針。デジタル版雑誌は自社ポータル(玄関)サイトではなく、雑誌定期購読専門サイト「フジサン・シーオー・ジェーピー」に委託して販売する。



[2006年7月24日/日本経済新聞 朝刊]