産経新聞、新聞業界への危機感からネット事業を本格化

2006年07月05日 21時42分33秒 | ニュース
http://www.nikkeibp.co.jp/news/it06q3/507732/

記者と一般ユーザーの情報を集約する新しいニュースサイト「イザ!」
2006年7月5日 10時45分
2006年6月15日にベータ版としてサービスを開始した「イザ!」。産経新聞のニュースに加え、記者が執筆するブログ、ユーザーが執筆するブログなどが並列で並ぶ、一風変わったニュースサイトだ。これを運営する産経デジタルは、産経新聞のデジタル事業を引き受ける形で2005年11月1日に設立された。2006年7月4日、同社は「インターネット事業への取り組みについて」と題し、記者発表会を開催した。

発表会のなかで、阿部雅美産経デジタル社長はイザ!のコンセプトをWeb2.0になぞらえ、「新聞2.0」と標榜(ひょうぼう)。イザ!はユーザーに対して一方通行の情報提供ではなく、ユーザーからの情報発信を促し、双方向で情報を形成していくスタイルを選択。新聞社が責任を持って取材した情報と、ブログにかかれる意見や感想といった異なる性質の情報を並列に扱うことをコンセプトとしている。

携帯端末からのネット利用者、初めてPCを上回る

2006年07月05日 21時41分51秒 | ニュース
http://www.nikkeibp.co.jp/news/it06q3/507774/

2006年7月5日 12時22分
総務省が7月4日に発表した2006年版「情報通信に関する現状報告(情報通信白書)」によると、国内では携帯電話機などモバイル端末からインターネットにアクセスするユーザーが、パソコンからアクセスするユーザーを初めて上回った。総務省はこれを、時間や場所を選ばず通信を行う「ユビキタスネットワーク」の普及とみる。

2005年末時点におけるモバイル端末によるインターネット・ユーザーは、前年から18.8%増の6923万人となり、パソコンによるインターネット・ユーザーの6601万人を上回った。またモバイル端末だけを利用するユーザーは1921万人と、インターネット・ユーザー全体の22.5%に達し、パソコンだけを利用するユーザー1585万人を追い抜いた。

これに伴い、モバイル端末向けのサービス市場も成長し、2005年は前年比39.0%増の7224億円規模に拡大した。内訳は、モバイル端末向けのコンテンツ市場が同21.0%増の3150億円、電子商取引(EC)市場が同57.1%増の4074億円。

また総務省は同白書で、ユーザー参加型/オープン志向のインターネット・サービスの潮流として、「Web2.0」に言及。Web2.0の環境下で、口コミ情報などにより多様で小規模な需要が集まり、市場として成立するロングテール現象が進んでいるという。

さらに、ブログやソーシャルネットワーキング・サービス(SNS)など消費者作成メディア(CGM)が台頭し、それらが構成するコミュニティが消費活動に及ぼす影響が高まっているという。2006年3月時点で、国内におけるブログのユーザーは前年比83.5%増の868万人、SNSのユーザーは同79.4%増の716万人となった。

■関連情報
・総務省のWebサイト http://www.soumu.go.jp/

ぐるなび、「飲食店版JAF」・ガラス破損などトラブル処理

2006年07月05日 11時46分55秒 | ニュース
http://www.nikkei.co.jp/news/tento/20060705AT2E0400804072006.html

飲食店情報サイトを運営するぐるなびは7月下旬、加盟する飲食店を対象に緊急トラブルを解消する出張サービスを始める。トイレを修理し、カギの交換も請け負う。生活関連サービス会社のジャパンベストレスキューシステム(JBR)と組んで事業展開する。

 新サービスは「ぐるなびレスキュー(仮称)」。ぐるなびに加盟する約3万2000店(3月末時点)を対象とする。21日に関東で始め年内に全国に広げる。2007年3月末までに2500店の利用を目指す。対象は水回りやガラス破損時の修理、紛失したカギの交換など。