仏ワイン輸出3位に 銘柄多すぎ、王国に陰り

2006年04月30日 17時12分44秒 | パリ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060429-00000114-kyodo-bus_all

【パリ29日共同】2005年のワイン輸出量はイタリアが首位、スペインが2位で、フランスは3位に転落する見通しであることが国際ワイン機関(OIV、パリ)の統計でこのほど明らかになった。生産量も7年ぶりにイタリアが首位に返り咲き、フランスは2位に甘んじる可能性が高い。
 「ワイン王国」低迷の理由について、関係者は銘柄が多すぎて消費者に混乱を招いているなどの問題を指摘している。
 04年の輸出量はイタリアとフランスがともに142万キロリットル、スペインが135万キロリットルだった。05年の輸出量はイタリア151万キロリットル、スペイン141万キロリットルに対し、フランスは139万キロリットルとなる見通し。
(共同通信) - 4月29日17時19分更新

ワンセグ1カ月で携帯販売は好調、新サービスは手探り

2006年04月30日 17時08分57秒 | ニュース
http://www.nikkei.co.jp/news/sangyo/20060430AT1D280DS29042006.html

 携帯機器向け地上デジタル放送「ワンセグ」のサービス開始から1カ月。消費者の関心は高く、携帯電話をはじめとする対応機器の販売の出足は好調だ。ただ携帯各社や放送各局の新たなサービスは手探り状態が続く。6月のサッカーワールドカップ(W杯)ドイツ大会を控え本格的な「ワンセグブーム」が到来するかどうか。各社の今後の戦略にかかっている。

 ワンセグ対応の携帯電話はまだ3機種しかないが販売は好調だ。NTTドコモが3月に発売した機種は4月末までに6万4000台売れ、中村維夫社長は「予想以上の売れ行き」とみる。ドコモに先行して2機種を投入したKDDI(au)は「初期生産分が完売し慌てて増産した」(幹部)。これまでに合計50万台以上売れたもよう。 (07:00)

家電の買い替え、景気回復で早まる・消費のけん引役に

2006年04月30日 17時08分10秒 | ニュース
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20060430AT3S2803229042006.html

家電製品などの購入から買い替えまでの期間が短くなってきた。内閣府が最近まとめた調査では家電10品目のうち7品目で、買い替えまでの平均使用年数が1年前より短縮した。景気回復で消費者の買い控えが緩み、購入を早めているのが主因。今年に入って家電への消費支出は前年を大きく上回っており、個人消費をけん引しつつある。

 内閣府は家電などの買い替え期間を調べ、年1回公表している。2006年調査で期間が短くなったのは冷蔵庫、洗濯機、掃除機、エアコン、カラーテレビ、ビデオカメラ、DVDプレーヤーの7品目。

 調査品目が違い、過去の調査結果と単純に比較はできないが、買い替え期間の短縮品目が7つにも上ったのは1997年以来だ。 (07:00)

無印良品、ネットストアが同社の最大店に(日経情報ストラテジー)

2006年04月29日 22時51分07秒 | ニュース
http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20060426/101690/

「無印良品」を展開する良品計画のインターネット販売店舗「ネットストア」が、同社で最も売り上げる店舗に成長してきた。ネットストアを1つの店舗とみなすと、3月の月間売上高はこれまで同社最大の売上高を誇ってきた東京の有楽町店を上回った。

 2006年2月期、増収増益の好決算になった良品計画では、ネットストアの販売も好調だった。昨年度はネットストアだけで35億円を売り上げ、年間売上高では同年度トップの有楽町店に次いで、既にナンバー2の座を獲得している。

 ネットストアは今年度、47億円の売上高を見込む。達成できれば、2000年9月のネットストア開店から約6年で最大の有楽町店を超える見通し。年間でも無印良品のナンバーワン店舗に躍り出る。

 昨年度の良品計画の単体売上高は1265億円で、ネットストアの売上高はその2.8%にすぎない。それでも約300カ所にある無印の販売店のトップに上りつめた意味合いは大きい。「ネットストアは実店舗よりも経費が少ないので利益率が高い。客単価は1万2000円で実店舗の6倍ある」(ネットストアの店長である川名常海・宣伝販促室e-マーケティング担当課長)


実店舗とネットストアの共存共栄を

 ネットストアはさらなるコスト削減に取り組んでいる。これまで良品計画は、店舗なら持ち帰れる衣料品などをネットストアの顧客には小口配送する必要があったため、専用の物流センターで対応していた。それではセンター運営費がかさむため、昨年9月に実店舗のための物流センターにネットストア用の配送機能まで取り込み、ネットストアのセンターを廃止。運営費を減らした。

 さらに今年度、良品計画はIT(情報技術)投資に20億円をかける。この秋から冬にかけて、店舗のPOS(販売時点情報管理)レジのほか、本社の受発注や在庫管理などのシステムを刷新する。これに合わせ、約300カ所にある各店舗ごとに分けて保管していたセンターの在庫を全社で一元管理する体制に切り替える。受注があった店舗から順に在庫を確保して回すことで、最大店舗のネットストアで品切れを起こさないようにする。

 ネットストアの課題は、巨大になった同店を「ライバル」とみなしがちな実店舗の店長に「もっとネットストアを活用してもらうこと」(川名課長)。ネットストアの会員は64万人おり、このうち30万人にメールマガジンを配信しているが、実店舗で使える割引クーポンを付けると最低でも10%の3万人が来店する。この実績を踏まえ、実店舗の店長には店頭でのネットストアの告知を強化してもらう。「結果的に実店舗とネットストアの双方が成長できるはず」(同)と考えている。

(川又 英紀=日経情報ストラテジー)