デジタル放送「録画1回限り」緩和へ・政府方針

2006年07月30日 15時42分17秒 | ニュース
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20060730AT3S2900K29072006.html

政府は放送業界と家電メーカーに対し、現在は1回しかできないデジタル放送の録画制限の緩和を求める方針だ。見直しの具体的内容を年内に公表するように促す。2011年にテレビ放送をアナログからデジタルへ円滑に移行するために視聴者の利便性を向上させる狙いだが、放送業界からの反発もあり、実現までには曲折も予想される。

 録画制限が緩和されると、個人利用の範囲で番組をDVDなどに何度もコピーできるほか、繰り返しの編集も可能。政府はアナログ放送並みの利便性を確保することで、デジタルへの移行に弾みをつける。 (07:00)

視聴率低迷の巨人戦、地上波放送せずネット中継・フジ

2006年07月29日 16時13分54秒 | ニュース
http://it.nikkei.co.jp/digital/news/index.aspx?n=AS1D2805A%2028072006

フジテレビジョンは28日、8月8日からのプロ野球ヤクルト―巨人3連戦をインターネットで中継すると発表した。地上波では8月以降、視聴率低迷が続く巨人戦を優勝に絡む試合にならない限り放送しない方針。別媒体への振り替えで放送権を有効活用する。

 フジは同試合を有料のCS放送で中継する予定で、同じ映像をホームページの特設コーナーから無料でネット配信する。システム容量の都合で利用者は1万人限定で、録画はできない。


[2006年7月28日]

地デジ、CATVの93.9%で視聴可能に・06年末

2006年07月29日 16時12分52秒 | ニュース
http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20060729AT3S2801W28072006.html

 総務省は28日、ケーブルテレビの視聴者のうち、地上デジタル放送を見られる世帯の比率が今年末に93.9%に達する見通しだと発表した。北京五輪がある2008年の末には96.5%、10年末は98.8%に普及する。デジタル放送への対応は順調に進んでいるが、都道府県ごとに見ると、進ちょく状況に差もある。

 地上デジタル放送のサービスが始まった地域では専用の受信機があれば視聴できる。ただ、未放送地域や、山やビルで電波が届きにくい場所ではケーブルテレビが有効で、デジタル放送の普及にはケーブルテレビの対応が欠かせない。 (21:26)

米ギャップ、小型店を出店攻勢

2006年07月29日 16時11分58秒 | ニュース
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20060729AT1D2807K28072006.html

世界最大のカジュアル衣料品チェーンである米ギャップは今秋から、日本で小型店を出店する。成人、ベビーなど客層を限定し、品ぞろえを減らし店舗面積を従来の半分以下に縮小する。これまでなかった駅ビルや百貨店への出店を加速し、年間の出店ペースを20店以上に倍増する。米国と同じ大型店だけでは出店余地が限られるため、日本方式を採り入れる。

 米ギャップは日本を含む全世界で、すべての年齢層に対応した大型店に絞って出店している。日本では最低でも1店当たり、800平方メートルの店舗面積を確保している。 (07:00)

ミクシィ会員500万人突破 サービス開始2年半 楽天規模に急成長

2006年07月28日 10時49分06秒 | ニュース
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060727-00000000-fsi-bus_all

「ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)」と呼ばれるインターネット上のコミュニケーションサービス運営最大手のmixi(ミクシィ)は26日、登録会員数が500万人を突破したと発表した。2004年2月のサービス開始から2年半で達成。利用者の閲覧ページ数は、ポータル(玄関)サイト最大手のヤフーには及ばないが、仮想商店街を展開する楽天に並ぶ規模に急成長した。
 ミクシィは知人に紹介された人だけが登録できるという緩やかに閉じたコミュニケーションサービス。会員それぞれの日記や趣味などをテーマに、会員が集まるコミュニティーと呼ばれる機能を通じ、人間関係を深めることができるほか、友人の輪を広げることを可能とした。
 昨年8月に登録会員が100万人を突破してからちょうど1年で5倍に急増。民間調査会社のネットレイティングスによると、今年5月にサイト利用時間のシェアが1・9%、閲覧ページ数シェアが2・5%と、圧倒的強さを誇るヤフーには及ばないものの、2位の楽天に肉薄し、ポータルサイトとして確固たる地位を確立した。
 ミクシィの笠原健治社長は、会員500万人突破について、「ネット社会のインフラとして成長したことはうれしい。と同時に大きな責任も感じている」と感慨深げだ。
 今後のビジネス展開については、「広告収入がそこそこ大きくなった。今の延長線上だけではなく、新しくおもしろいサービスを狙う。他企業との連携も検討する」とし、「電子商取引や求人情報提供、動画サービスなどを考えている」という。
 ただ、課題も多い。20代の若いユーザーが多く、1日数時間も利用してのめり込んだうえに、コミュニケーションに疲れてやめてしまう“mixi疲れ”が話題となるなど、会員離れも一部で懸念されている。
 さらに、SNSでは、韓国で会員数が1200万人以上という最大手のサイワールドが昨年末に日本でのサービスを開始。米国で約9000万人の会員がいるマイスペースも、日本上陸へ準備を進めているもよう。ヤフーも本格参入する予定だ。
 ミクシィにとってこれからが正念場となりそうだ。
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【用語解説】ソーシャル・ネットワーキング・サービス (Social Networking Service、SNS)
 友人同士が交流を深めるとともに、友人を通じて新たな友人を作る場ともなるネットコミュニティーサービス。会員になるには会員からの招待が必要なサービスと、オープンに誰もが会員になれるサービスがある。その人の交友関係がひと目でわかるほか、自分のサイトを誰が閲覧したかわかる機能があることも特徴。米国では大手ポータルサイトのグーグルやヤフーもサービスを提供している。
(フジサンケイ ビジネスアイ) - 7月27日8時33分更新