携帯使う商取引、市場規模は7200億円・05年、総務省調査

2006年07月17日 18時08分51秒 | ニュース
http://it.nikkei.co.jp/mobile/news/index.aspx?n=NN001Y449%2016072006

携帯電話を使って音楽をダウンロードしたり、通信販売をしたりする市場の規模が大手百貨店の売上高並みに成長したことが総務省の調査で分かった。2005年の市場規模は7224億円と前年比39%増。「着うた」の普及などで急激に市場が伸び、早期に1兆円規模に育つとの見方も出ている。

 総務省は18日に調査結果を公表する。携帯電話を使う商取引は着うたを取り込むような「コンテンツ」の取引と、商品購入申し込みやチケット予約など「商品」の取引に分けられる。

 「コンテンツ」の05年の市場規模は3150億円と前年に比べて21%増えた。歌声が入った音楽を携帯電話に取り込むことができる「着うた」が前年の2.8倍の562億円に成長。携帯電話で遊ぶゲームも43%増の589億円となった。



[2006年7月17日/日本経済新聞 朝刊]

ゲームソフト各社、「ネット対応」開発加速

2006年07月17日 18時07分06秒 | ニュース
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20060717AT1D1406514072006.html

 ゲームソフト会社がインターネットに対応したオンラインゲームの開発を加速している。従来は一部の熱心なファン向けだったが、ネット対応の携帯ゲーム機の普及で初心者層にもすそ野が広がった。年末に登場する各社の次世代ゲーム機ではネット機能が標準装備される見通し。従来のゲームになかった新しい遊び方を提案でき、利益率も高いネット対応ゲームで新たな市場を開拓する。

 家庭用ゲームでは、スクウェア・エニックスが有料会員50万人を超える国内最大級のオンラインゲーム「ファイナルファンタジー11」の続編を、次世代ゲーム機向けに開発する。ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)の次世代ゲーム機「プレイステーション3」とマイクロソフト「Xbox360」、パソコン用次期基本ソフト(OS)「ウィンドウズビスタ」の三機種で発売する。ネット上の仲間と協力して冒険や対話ができる。 (07:00)

声で携帯メール入力・NTTドコモなど営業マン向け

2006年07月17日 00時12分26秒 | ニュース
http://it.nikkei.co.jp/mobile/news/index.aspx?n=AS2E1400S%2015072006

 NTTドコモと音声認識技術のアドバンスト・メディアは、営業担当者などが携帯電話のメール本文を音声で入力できる企業向けサービスを8月1日から始める。仕事でよく使う単語を認識しやすくしておき、誤変換などを防ぐ。電車の乗り換えや電話番号の検索も声でできる。外回りなどの際、指で入力する手間と時間を省ける。

 液晶大画面を持つドコモのビジネス向け携帯電話「FOMA M1000」を使う。端末に向かって話すと声が数値化されて送られ、アドバンスト社の音声認識サーバーで文字に変換される。

 「見積書」「打ち合わせ」など仕事で使用頻度の高い単語を優先的に登録しておき、認識精度を上げる。アドバンスト社に別料金で依頼すれば、業界ごとの専門用語などの優先登録や営業日報などを声で入力する設定もできる。


[2006年7月15日]