米グーグルの4-6月期、純利益2.1倍・ネット広告好調

2006年07月21日 21時33分41秒 | ニュース
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20060721AT2M2100U21072006.html

 【シリコンバレー=田中暁人】インターネット検索サービス最大手の米グーグルが20日発表した4―6月期決算は、売上高が前年同期比77%増の24億5600万ドル、純利益が同2.1倍の7億2100万ドルだった。売上高、純利益ともに過去最高を更新した。検索サービスでのシェアを高めることでネット広告収入が順調に増え、ネット広告市場での独走態勢が際立ってきた。

 中国の検索大手、百度(バイドゥ・ドット・コム)株の売却など特殊要因を除く1株利益は2.49ドルで、アナリスト予想(2.22ドル)を上回った。決算会見したエリック・シュミット最高経営責任者(CEO)は「事業モデルは極めて好調に機能している」と述べた。

 グーグルの収益源は利用者がネット検索時に入力するキーワードと関連する広告を表示する「検索連動型広告」の収入。米調査会社によると、同社の米国での検索サービスのシェア(6月時点)は44.7%と1年前に比べ7.8ポイント上昇。ヤフーなどからシェアを奪い、広告収入の増加につなげた。 (09:33)

ヤフーの4―6月期、連結純利益28%増

2006年07月21日 21時32分58秒 | ニュース
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20060721AT3L2105721072006.html

 ヤフーが21日発表した2006年4―6月期連結業績は、連結純利益が前年同期比28%増の132億円だった。広告やオークション事業の伸び悩みで売上高は想定を下回ったものの、経費管理の徹底により利益面では予想の範囲内に収まった。

 売上高は492億円と前年同期比では27%増と大幅に伸びたが、06年1―3月期比では5%増にとどまり、従来予想(500億―534億円)には届かなかった。主力の広告事業では、不祥事を起こした企業が広告活動を自粛。年度の切り替わりや大型連休などの季節要因も加わり、1―3月期比では3%増と伸び悩んだ。

 営業利益は前年同期比30%増の239億円だった。販促費などの経費を総合的に見直し、売上高の不足を補った。経常利益は同29%増の229億円だった。〔NQN〕 (16:42)