テレビ番組のネット2次配信、容易に 文化庁が法改正へ

2009年02月27日 12時46分11秒 | ニュース
http://it.nikkei.co.jp/internet/news/index.aspx?n=AS3Y24001%2024022009

文化庁は、多数の権利者がかかわっているテレビ番組のインターネットでの2次利用を促進するために、著作権法の改正案を今国会に提出する。制作から時間がたち、出演者全員の許可を取るのが困難になった場合でも「裁定制度」ですぐに利用できるようにする。放送局や通信事業者が手軽に過去の人気番組をネット配信できるようになり、コンテンツ配信ビジネスを後押しする狙いがある。
 政府の知的財産戦略本部は昨年、デジタル市場や新たなビジネスモデルに柔軟に対応できる法制度の導入を提言。今回の改正案はその実現に向けた第一歩になる。文化庁は、より抜本的な法改正として、公正な利用であれば著作権者に無許可で2次利用できる「フェアユース」の規定を著作権法に盛り込む検討も始めている。
[2009年2月24日]

ヤフー、Q&Aコーナーを刷新 カテゴリー別に関心高い質問を紹介

2009年02月27日 12時28分22秒 | ニュース
http://it.nikkei.co.jp/internet/news/index.aspx?n=NN001Y504%2023022009

ヤフーは23日、ネット利用者の間でやりとりするQ&Aコーナーを刷新したと発表した。「エンターテインメント」「子育て」といったカテゴリー別に、話題性の高いお薦めの質問テーマをピックアップする機能を新設。利用者は気になるテーマを効率的に探して回答を見つけ出せる。回答者を回答数で順位付けしたランキングも表示し、回答率の向上を図る。
 Q&Aコーナー「ヤフー!知恵袋」を刷新した。新機能は現時点で17種類あるカテゴリーごとに、話題性があったり、閲覧者の関心が高い質問のテーマをピックアップして紹介する。
[2009年2月24日/日経産業新聞]

テレ東・TBS ワンセグ視聴者拡大 若者の“手元”ターゲット

2009年02月27日 12時18分50秒 | ニュース
http://www.business-i.jp/news/ind-page/news/200902270022a.nwc

テレビ局が携帯電話向け地上デジタル放送「ワンセグ」の視聴者拡大に向けて、取り組みを強化している。生活様式の多様化などで、家庭でテレビを視聴する人が減少しているといわれるなか、携帯の利用時間の長い若年層を番組に誘導。テレビ視聴者のすそ野拡大につなげる考えだ。

 テレビ東京26日、バンダイナムコゲームスと共同で、ワンセグ放送に対応した携帯向けキャラクター育成ソフト「カゾク★グルミ」を開発し、NTTドコモのiモード限定でソフトの無料配信を始めたと発表した。携帯にダウンロードしたソフトの起動や、テレビ東京のワンセグ放送の視聴で、キャラクターが成長。利用者が卓球の番組を見ると卓球の素振りを始めるなど、キャラクターの行動が変化するのも特徴だ。

 同社のデジタル事業推進局では「普段、携帯でゲームを楽しでいる人を自然にテレビ番組に誘導したい」と、携帯の利用頻度が高い若年層などの視聴拡大を期待する。

 TBSも同日、ワンセグ向けの通信販売番組「ナイトマーケット」を27日から3月20日まで毎週金曜日の深夜に、試験的に放送すると発表した。番組は2部構成で、前半でドラマやバラエティー番組を放送。後半部分では、番組内で登場した商品を通販する。販売する商品は1回の放送につき1商品で、試験期間に真珠のネックレスなど4商品を販売する計画。「若年層が深夜にテレビ番組を試聴している場合が多い」(広報部)ことなどから、携帯での買い物に抵抗の少ない世代の利用を見込んでいる。

 NHKも4月6日から昼夜1時間ずつ、ワンセグ専用の番組を放送する。一番組の長さを短くするなど携帯からでも見やすいように工夫した番組放送で、携帯からもNHKを視聴してもらえるようにする。

                  ◇

【予報図】

 ■新収益源へサービス合戦

 視聴者の生活パターンの多様化で、決まった時間に家庭でテレビを見るという図式は崩れつつある。そのなかで、屋外でも手軽に視聴できるワンセグは、“第2のテレビ”として存在感を高めている。

 携帯端末から買い物やデータ通信を利用できるため、テレビに比べて番組と連動した新たなサービスが生まれやすい分野でもある。景気後退によって広告収入が落ち込むなか、新たな収益源を目指してワンセグでの新サービスが相次いで登場しそうだ。(松岡朋枝)

米アマゾン、ゲームソフトをネット配信 1本900円以下で販売

2009年02月19日 14時45分48秒 | ニュース
http://it.nikkei.co.jp/digital/news/index.aspx?n=AS2M1201D%2012022009

【シリコンバレー=村山恵一】ネット小売り最大手の米アマゾン・ドット・コムはビデオゲームソフトの配信サービスを試験的に始めた。600種類以上のゲームを1本9.99ドル(約900円)以下の価格で販売する。DVDレンタル大手ブロックバスターもビデオゲーム事業を強化する。個人消費が冷え込むなか、手軽な娯楽としてゲームを売り込む動きが広がってきた。
 アマゾンは自社サイトを通じ、パソコンを使って遊ぶパズルやカード、アクションゲームなど上級者でなくても楽しめるソフトを販売する。顧客の反応をみながら品ぞろえを増やす方針。同社は主力のネット通販に加えコンテンツ配信の拡充を進めており、映画や音楽、書籍の配信にも乗り出した。

集英社、雑誌の一部ネット公開 立ち読み代わりに

2009年02月19日 14時41分40秒 | ニュース
http://it.nikkei.co.jp/internet/news/index.aspx?n=NN001Y334%2004022009

集英社は発行する女性向けファッション雑誌「non―no」の一部をインターネットで配信する。書店やコンビニエンスストアの店頭では、立ち読み防止のために袋やカバーが付けられる場合が増えており、雑誌の内容をネット上で一部閲覧できるようにして読者の興味を喚起する。ネット通販とも連携し新たな収益源に育てる。
 2月5日から「non―no」のサイト上に「電子雑誌」のコーナーを新設し、同日発売の雑誌のダイジェスト版を無料配信する。
[2009年2月5日/日経産業新聞]