父親的生活

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妻の作品

2004-09-03 21:02:27 | 出産・育児
私がblogを始めたての頃、妻の事をよく書いていた。
妻には読まれないと判っていたので、自由に書けたからだ。
その時、妻の作った服の事も書いた

実は、服だけでなく、オモチャもいくつか作っています。
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手作りなもんで・・・出来栄えはご勘弁を。
そして妻は、性別がわかるまで、女の子が欲しかったので、可愛いオモチャが多いです。

一成が遊んでくれるのはもうちょっと後かな。
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今はまだ、こういう派手なオモチャの方が刺激があるのか喜びます。




大人の境目

2004-09-03 11:50:50 | 出産・育児
私は子どもの頃から臆病だった。
臆病だったから、見つかった時に叱られると怖くて隠し事が出来なかった。
色々な誘惑よりも、母に叱られるのが怖くて、兄の後ろに隠れていつもしりごみしていた。そんな子どもだった。

大人になると言う事は、何事も怖くなくなると言う事。
大人になると言う事は、自分で自分の尻が拭ける事。

ある日高校生だった兄が両親の前でタバコを吸いました。
兄にとっては、少し干渉しすぎる両親に対する独立の気持ちもあったと思います。兄は小さい頃から大きな事故や病気をし、はた目に見ても私よりもずっと手をかけて育てていた感があります。
母は隠れて泣いていました。そんな母です。私だけがそれを見ていました。
私は、タバコは高校の中ごろから10年近く吸いましたが、とうとう母の前では吸えませんでした。

高校生の時、夜遊びが盛んな時がありました。
深夜遅くまで友人と雀荘に行きマージャンをしたり、外をふらつき歩いたり。楽しい時代でした。
早朝、家に帰ると母がソファーで寝ていました。父は何も言いませんでしたが、二人で車に乗った時「電話だけはしてあげなさい」と言いました。そんな両親でした。

私も働き始めて10年。節目の歳です。
東京で一人暮らしのサラリーマンだった私。働き初めて一番嬉しかったのは、生活費の全てを自分が管理して、あまったお金で家族にプレゼントが買えた事。父にはカフスボタン、母には財布。両親への感謝はそんなくらいじゃ表せ切れないのだけれど。
先日父と出かけたとき、父が未だに大切にそのカフスをしてくれているのを、ふと見つけまして。
母の財布は10年使って穴が空いてしまったので去年の誕生日に新しいのをプレゼントしました。
私が両親から改めて幸せをもらってしまった気分です。

自分で稼いで生活できて始めて大人なのでしょう。
年齢が30歳でも、親と一緒に生活していて自分はフリーターで、唯の1円も家に入れずに全部小遣い。そんな人を大人とは言いませんね。
だから仮に18歳でも、結婚して家族を持って、生活をしている人がいたとしたなら、その彼の方がずっと大人です。
自分で家賃を払って、少ないお小遣いで頑張っている彼のほうがずっと大人です。

30歳フリーター、年金も払った事が無くて、その事を問いただすと「お母さんに聞いて下さい」
そんな男が仕事をくれといくら言っても誰も相手はしてくれないでしょう。
信じられないけれど、いるのです実際。

以前3歳神話なんて言葉が出ていましたが、子ども全てが3歳という年齢に縛られる必要はありませんよね。成長のスピードはみんな違うのだから。
だから大人の境目も、20歳の成人ではないのだと思います。
当たり前のようで、少し当たり前でなくなってきた話です。

ただ、成人式は両親の育児のゴールです。
私の唯一の後悔は、成人式に実家に帰らなかった事。アイスホッケーをしていました。
今だったらきっと、家で立派なスーツを着て、「長い間ありがとう」と両親に言うと思うけど。
まぁ、そこらは時代ですね。優先順位も、価値観も違ったのだろうし、20歳の私に、どんなに言っても判ってもらえないでしょうね。