続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

バードウオッチング④

2014-11-23 06:48:30 | 博物館講座
 久里浜/花の国でのウオッチング。

 ハイタカ・ノスリは空高く飛翔しているものを先生のご指摘で(ふうん)と眺めた。(あんなに空高く飛ぶ鳥の違いを、飛び方やわずかに確認できる尾羽の形態で分かるなんてスゴイ!)
 コゲラはギィギィという鳴き声で、モズもキチンキチンという鳴き声で「ああ、コゲラ(またはモズ)がいますねぇ」と、先生は仰る。こちらは耳を澄ませてなんとか(そうなのか、そうらしい鳴き声が・・・)と納得。
 ヤマガラ・シジュウカラを見て、ウグイスは地鳴きの声だけを確認。
「ヤマガラは照葉樹林/常緑樹に生息し、極東ヨーロッパには確認されません。シジュウカラはヨーロッパにも分布されています」とのこと。

 ヒヨドリはこの季節多く見られるという。ヒヨドリに比して小さく飛んでいるのはメジロ、メジロも多く確認できた。
 お馴染みのスズメ・・・(数は減っているらしい)
 チョンチョンと飛び方に特徴のあるハクセキレイ。
 カワラヒワはピーッ、ピーッという鳴き方でわかるらしい。

 ほかにウソの鳴き声を先生は確認されたらしい。ピッピッとオスもメスも同じ鳴き方をするという。

 山というよりは丘をぐるりと一周。耳目をもっての野鳥観察、とても先生の域には及びませんが楽しい散策となりました。

 稲森先生、萩原先生、そしてメンバーの方々ありがとうございました。

『畑のへり』17。

2014-11-23 06:37:11 | 宮沢賢治
それにマントを六枚も重ねて着るなんて、聞いた事も見た事もない贅沢だ。おごりの頂上だ。」

 六枚はロク・マイと読んで、録、毎。
 重ねてはチョウと読んで、挑。
 着るはキと読んで、記。
 聞いたはブンと読んで、文。
 事はジと読んで、字。
 見たはゲンと読んで、現。
 事はジと読んで、弐。
 贅沢はゼイ・タクと読んで、説、託。
 頂上はチョウ・ジョウと読んで、調、帖。


☆録(文字に記す)毎(そのたびごとに)挑(けしかける)記である。
 文の字が現わす二つの説は、託(頼りにして任せ)調える帖(書き付け)である。

『城』1803。

2014-11-23 06:20:16 | カフカ覚書
「きみの名前はなんと言うの」
「ハンス・ブルーンスヴィックと言います」と、少年は名のった。「第四学級の生徒で、マドレーヌ通りで靴屋をしているオットー・ブルーンスヴィックの息子です」
「なるほど、ブルーンスヴィックと言うんだね」と、Kは言って、さっきより少年にやさしい態度をしめした。


☆「きみの名前はなんて言うの」「ハンス・ブルーンスヴィックと言います」と少年(新しい/ユダヤ人)は言った。内密の罪で追放された人の息子です」「なるほど、ブルーンスヴィックと言うんだね」と、言い、Kは彼に親しみを抱いた。