ねこじゃらし2

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201103 富士柿・筆柿

2020年11月03日 | 食べ歩き・お酒 他
 

昨年初めて食べた富士柿
 

昨年は1つはカット、1つはスプーンでいただきましたが
この柿カットしていただきました 種はちっちゃ!
 
富士山の形で300g以上ある大きな柿

一方右は1つ100g程の筆柿 毛筆の筆の形でヘタのところがちょっと二重あご
JAあいち三河を調べて見ると
筆柿の由来と生産の現状について説明がありました
袋に書いてあるJAあいち三河をしらべると
筆柿はこの地方・幸田が全国一(栽培面積・全国の84%)の特産品だとわかりました
樹齢350年という樹も残っているという江戸時代からある柿
私が面白いなと思ったのは、この柿は1本の木に甘柿と渋柿が混じってなるということ
不完全甘柿というのだそうだ
自動渋選別の選果機械で選り分けて、渋柿は渋抜きして出荷するそうです

また、これまで8個袋入りで売っていたのを、今年は4個300円の黒トレーで販売したところ
売り上げが8倍に伸びたそうです 
今日のは1袋6個入りで400円でした
 
 これ、筆柿の種
以前から、あられ・おつまみ・米菓の柿ピーの「柿の種」は
なんであんな形なの? 「平たいしずく型の柿の種の形じゃないじゃん」
と思っていましたが、
筆柿を食べて納得、これぞあの辛いお煎餅「柿の種」の形状だ
 
なお、ウィキペディアでは、新潟越後屋のあられ「柿の種」の形状は
奥様がうっかり金型を踏んでしまったから
命名は取引先にご主人が「大河津」という柿の種の形に似ているといわれたから
・・・とあります
大河津は筆柿型の形状をした不完全甘柿です
 
旬の食材百科によると平成22年の柿の生産・全国で、筆柿は20位、富士柿は4位
愛知県は5位でした
収穫は9月下旬~10月下旬で、出荷は11月上旬ということで
ぎりぎり間に合って食べることができてよかったよかった
 
とても甘くて手ごろな大きさ 美味しい柿でした
ご馳走様でした
 
これまで食べた柿について 富士柿   次郎柿・太秋柿    刀根柿
 
   「ふでっこ」の名の情報は探せませんでした


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