ドクダミを見ながらの散歩で、また竹林をとおりました。
今日は近くのYさんに許可をとって撮影しました。
土手に倒れている枝をよく見ると、咲いている花がありました 葯(黄色)と雌しべらしきもの(白)がが見えます
これも枯れて倒れてきています
この枝はまだ青々しています。まだなのかまたよみがえったのか不明
葯をつけた長い花糸とその根元に羽根状の小さな雌しべ
節に環が2本 上(左)の環が尖っています。稈のいろがくすんでいて、ハチクと思われます
節から2本の枝
竹林は複数の家の物とのことで、今日は中に入れなかったので、筍を確認することはできませんでした
ハチク Phyllostachys nigra (Lodd. ex Loud.) Munro var. henonis (Mitford) Stapf ex Rendle
nigraは「黒い」 これも宿題、ハチクの変種のクロチクが最初に命名されたとかそういうことかしら
タケノコの皮の淡い色から「淡竹」
破竹の勢いの「破竹」ではないようで、ここは宿題
茶筅を作ったり箒にしたり、正倉院の呉竹笙、呉竹竿、天平の筆
参考: ウィキペディア、GKZ植物図鑑、松江の花図鑑ほか
・・・振り返って、今日の散策の、おさらい
橋の脇の、遊歩道入口のウチワサボテン大型宝剣
2011年あるいはもっと前に、ある植物愛好家が4枚、地元の要望で植えたとのことです
種で増えたものが広がって、そこここでみられます
駆除している方(あるいは採集してた?)がいました
ウチワサボテン
Opuntia ficus-indica (L.) Mill.
オプンティア フィクス-インディカ
サボテン科 ウチワサボテン属
種・品種については良くわかりません
オプンチア属は葯200種からなるサボテン最大の属
最初の4枚を植えた方によると、尖った刺よりその根元にある密生する細かい毛のような棘(ボウシ芒刺・逆刺)が刺さると取れにくくて危険なので注意してということでした。この刺がオプンチアの特徴
イノモトソウ
Pteris multifida Poir.
イノモトソウ科
multifidaは「無数に分かれた、多裂の」
ヘラオオバコ
Plantago lanceolata L.
プランタゴ ランケオラタ
オオバコ科
小花の構造と咲き方は複雑なようで、雌しべと雄しべが時間差で成熟していくようで、これは宿題
雄しべが土星の輪の様です
最初は短かった花序が、咲きながら登っていき長くなる 有限花序
ヨーロッパ原産の帰化植物
川と歩道に沿った植え込み、このあたりはアジサイ、セイヨウアジサイか品種はわからない
メリケンガヤツリ
メリケンガヤツリ
Cyperus eragrostis Lam.
キペルス エラグロスチス
カヤツリグサ科 カヤツリグサ属
昨年の「花会」でこの穂の部分を使いました 小穂は楕円形・やや細長い
イネ科やカヤツリグサ科、よく似たイグサ科
散歩道に多い、まだまだ、ぜんぜんよくわからん
ヤブヘビイチゴ
Potentilla indica (Andrews) Th.Wolf
ポテンティラ インディカ
バラ科 キジムシロ属
キジムシロ属は約400種、わずかに南半球にあるほかは北半球温帯・周極地帯に分布する雄しべと雌しべ(心皮)が多数。
よく似たヘビイチゴとの違いは、3小葉の先が尖り、果床が濃紅色で、花や副萼片が大きい
コセンダングサ
Bidens pilosa L. var. pilosa
ビデンス ピロサ ピロサ
キク科 センダングサ属
コゴメイ
コゴメイ
イネ科 クサヨシ? 宿題
イネ科 クサヨシ? 宿題
イネ科 クサヨシ? 宿題
オヤブジラミ
Torilis scabra (Thunb.) DC.
トリリス スカブラ果
セリ科 実を見ると大きくて果柄が長いので、オヤブジラミとしているけれども、1本を経過を追ってみているわけではないので、もしかしたらこの散歩道にオヤブジラミとヤブジラミと両方あるのかもしれない。オヤブジラミの方が花期が早いそうだ。どちらも花期は5~7月なので、あと2か月果実を見て歩こう、そんなことを考えました。
マメグンバイナズナ(セイヨウグンバイナズナ)
Lepidium virginicum L.
レピヂウム ヴィルギニクム
アブラナ科
北アメリカ原産
市のいきもの調査(だれでも調査員になれる、現在たった6人)を初めた3月初め、ナズナが調査項目にあったので、ナズナの横にはよくマメグンバイナズナもはえているな・・・とおもっていた。そのころは小さな10~20㎝ほどの物ばかりだったのが、このごろはこんな立派な株もある。見違えるようだ。ナズナの果実に種は複数はいっているけど、この丸い果実には種は1個。
ノビル
Allium macrostemon Bunge
アリウム マクロステモン
ヒガンバナ科(旧ユリ科) ネギ属
三崎のノビルを送っていただいてからしばらくたつ、散歩道では、キレイな花を咲かせたノビルをみかけるようになりました。いけばなでいけた丹頂アリウムと同じ属、ネギの仲間
ワルナスビ
Solanum carolinense L.
ソラヌム カロリネンセ
ナス科 ナス属
北アメリカ原産 昭和初期に関東でみつかった。carolinenseは「ノース又はサウスカロライナの」