ねこじゃらし2

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180725 アジサイの剪定

2018年07月25日 | 植物・園芸など

この株が最後になりました。剪定をすませたのが次の写真


月々の作業は、群馬県の花卉園芸の重鎮、花岡さんの著書、趣味の園芸作業12か月シリーズの『ハイドランジア 紫陽花』を頼りに、繰り返し読んでは行っている。

1年で一番大変で一番楽しいのが、花後の剪定。
大変 → 翌年の花つきがこの剪定にかかっていて責任重大なので大変。
    どこまで切っていいのか、新旧枝の更新はどうするのか、「適切に」ってのがよくわからない
   何株もあるから体力的にたいへん。
    花後すぐ来年の花芽ができる前(7月下旬)に行うので暑くて大変。
楽しい→この剪定の結果が良しと出たときの姿を想像すると楽しい。
鋏を入れる作業が好き

基本的には、アジサイは選定しなくても花は付くという。実際、三崎のアジサイは手入れされなくても見上げるほどの高さによく咲いていた。じゃ何で剪定するかというと株を小さく維持したいから。木化した古い枝を更新したいから。花をそろえたいから。
趣味の園芸ではよく、花後、花の下2節目で切りましょう・・・て言うんだけれど
それをやっていると、どんどん背が高くなるし、枝数は倍々で増えて大株になる。花が終わった順にぽつぽつ切っていくと庭全体あるいは1株の中でも樹勢がそろわなくて花つきが悪くなる。だから、エイッと一斉に切りたい。ということで、体力と相談しながらやれる日に

*下から5節・花の下2節以上下を目安に70~100㎝の高さで大きな芽のある節の上で切った
*株元から伸びた新枝と古い枝から出た新枝は全体を見て必要なら間引いた
*数年たった太すぎる枝・枝数の多い枝・細く弱い枝は株元で切った
*全体として1株内の枝が込み合わないように本数を減らした

あとは、落葉した冬に、枯れ枝と細い枝を整理する。

来年、きれいに咲きそろうといいな。ドキドキ

参考
花岡喜重,1993.NHK 趣味の園芸・作業12か月36 ハイドランジア紫陽花.NHK出版



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