ねこじゃらし2

いけばな、いきもの、食べ物、音楽、散歩を楽しむ ねこじゃらし

220603 作楽会 いけばな 草月流 168 譲り受けた花器で、アレカヤシ・丹頂アリウム・ヒマワリ

2022年06月03日 | いけばな
同級生が一時帰国しています。お母様の残された花器を5点と日月剣山を譲り受けました。今日のお稽古で、そのうちの2点を持参していけました
 

ヒマワリは届いたときすでに花弁(舌状花)が取れてしまってました、残念。枕を入れて花がつぶれないようにして届けられたのですが。
この花器には脚が3本あります。この場合1本を手前に据えて、ここを正面とします。
 
 

もうひとつ加えて、1つの作品にしてみました。
違う花器だけど、ヒマワリの芯(筒状花)と投げ入れ花器の線の焦げ茶色、脚付き花器の赤紫と丹頂アリウムの紫色、色が共通しているので、なんとかまとまったように思います
 
今日のいけ方は、花器の大きさに対して花の丈が長すぎるかもしれません。なので、花器が前面に出ていない・『花器を主役にする』とはいえないのが申し訳ないです。花器をゆずってくれた同級生にこの写真を送って、報告しました
 
ありがとう
 
 
テーマ: いただいた花器にいける、複数花器
花 器: 陶器
花 材: アレカヤシ,丹頂アリウム,ヒマワリ 
 
 
今日の花材には
*基本型にはリョウブ
*リョウブ・紅スモモ・アルストロメリア
*丹頂アリウム・アレカヤシ・ヒマワリ→これをいけました
*南天・ツツジ・スプレー菊
私だったらどういう風にいけるだろう?と考えてみる
 
 
前回のシャクヤクなどの花材でいけたこの流線模様も5点のうちの1つ

いけかえました、花器の模様に線の花材のアリウムが似合うと思います
孔のあいた花器なので、水のいらない晒した花材を刺してみました
お教室のAさん、孔のあいた花器が好きな様子なので、この花器を貰っていただけないかな

焼き物の花器にはKちゃんさんも思い入れがあるようでした。花器にも目が行くように、花材は低めに枯れソテツでいけました
 
これらの写真も送って「楽しませてもらっています」と報告しました
「花器が違うとぜんぜんちがってみえるね」と喜んでもらえたようです。

220603 森のヘリを歩く

2022年06月03日 | 植物・園芸など
日本庭園から森の縁の湿った道を歩いてもどりました
 
 
 
ハンドブックシリーズの「樹皮」をYさんにいただいてから見るようになった
このゴツゴツのぼりぼりは意外にもウダイカンバの上の方の幹

ウダイカンバの目線より上の方

目線あたりはまた違う感じ
ウダイカンバ
Betula maximowicziana Regel
ベツラ マキシモウィチアナ
カバノキ科 カバノキ属 
日本(北~本),南千島
ベツラ属は北半球に35種ある雌雄同株の落葉高木または低木で、日本に11種。ハンノキ属と違うところは軸を残して種子と鱗片が落ちること
2枚目の写真をみると、ウダイカンバだな、シラカバやダケカンバと似てるよと思う
 
 

ムラサキシキブ

ムラサキシキブ、こんな花だったんだ、よく見たことなかった、枝が垂れていてラッキー

ムラサキシキブ、葉のすぐそばから花序が出てる
Callicarpa japonica Thunb.
カリカルパ ヤポニカ
シソ科(旧クマツヅラ科) ムラサキシキブ属
日本(北海道~琉球),朝鮮,台湾,中国
 
コムラサキは葉の上半分に鋸歯があり、葉より離れて花序がでて、枝先は枯れて冬芽が無い
 
 

コブシ 花が終わってる ぼつぼつしてるのは雄しべの痕?

去年の果実の痕、赤い実が複数垂れ下がっていたはず
コブシ
Magnolia kobus DC.
マグノリア コブス
モクレン科 モクレン属
コブスってコブシ?
 


タカワラビ
タカワラビ
Cibotium barometz (L.) J.Sm.
キボチウム バロメッツ
タカワラビ科 タカワラビ属
日本(琉球),東南アジア
観葉植物ゴールデンモンキー、ゴールデンチャウチャウというそうだ
 
 

昨年はじめて実を見たビゼンマユミ

ビゼンマユミ、これほどの花の量とは思わんかった、なるほどマユミだ、マユミはもう身になり始めているけど、これは今が開花期

ヒゼンマユミ 絶滅危惧ⅠB類(EN) 
→近い将来における野生での絶滅の危険性が高いもの
Euonymus chibae Makino
エウニムス チバエ
ニシキギ科 ニシキギ属
日本(本州~琉球),朝鮮
花と緑の振興センターの木はまだ若く、花は付いて無い
小石川植物園のこの木は樹齢どれくらいなんだろう、見上げるほどの高木