今回の兼題は「西瓜」です。
川柳では書いたことがあるのですけど、真面目に俳句を詠むとなると難しいです。
西瓜というと西瓜割りとか種飛ばしみたいな事を思い出します。
いうことは、よくある類句と言うことになります。
では、どうしよう。
西瓜というとあの丸い形からなんとなくユーモラスな感じがします。
以前は大きな洗濯盥に水を入れて西瓜を冷やした物です。
そこで一句
盥あり明日のおやつ西瓜かな てなところでしょうか。
なかなか、これでは風情感じませんね。
ユーモラスな感じもなく、ちょっとです。
今時だと盥の説明から始めないとだめですね。
盥の代わりに洗濯機ですか。
となると
洗濯槽西瓜浮かべて困り顔 てな感じですかね。
西瓜を冷やすとなると今は、冷蔵庫ですね。
そこで一句。
冷蔵庫西瓜占領出前取とる
冷蔵庫を西瓜に占領されて食材が入れられずに出前を取るという景色です。
と言うより西瓜を買ってしまって、冷蔵庫の食材を食べなくてはならなくなった方が楽しいですね。
ご馳走は西瓜に押されて肉野菜 てなところでどうでしょうかね。
ちょっと面白いですけど、表現もう少し考えましょう。
西瓜が押し出すと擬人化しますか。
ご馳走は西瓜押し出す肉野菜 で楽しそうです。