夕焼け金魚 

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俳句勉強中4

2024-06-05 | 日記
藤田湘子氏の本を勉強中です。
まず俳句はリズムだと言います。
五・七・五のリズムを大切にして、定型を外れるような場合は言葉やフレーズを考え直すぐらいの覚悟が必要だと言い切ります。
このリズムを考えるとき、十二音のフレーズを決めてから、五音を考えるとリズムがよくなるというのです。
例句として、
「にせものときまりし壺の夜長かな  木下勇爾
「削るほど紅さす板や十二月  野村登四郎」
この二句いずれの作者も上十二音が先に浮かんで五音の下句をつけたに違いないというのです。
リズムよく詠むには十二音を一気に詠み、それに合う季語を考えるというのです。
うーーーん、私達が俳句を詠もうとする時は大抵、兼題として季語が定まっていることが多いのですよね。
そのフレーズにあった季語を後で考えるというのは、ちょっとね。
でも、十二音をワンフレーズとして考える習慣は、俳句を作るときの練習としては良いかもしれません。
藤田氏が言うリズムの悪い句として、「目の敵雀蜂来る秋祭り」を上げています。
この句は上五を考えて中七を考えそれに合う下の句を付け足したと言います。
そうですね、金魚も上五・中七・下五を別々に考えてました。
十二音をワンフリーズにと言うのは、新しい考えでした。
でも、難しい。

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