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セレンディピティ ダイアリー

映画とアートの感想、食のあれこれ、旅とおでかけ。お探しの記事は、上の検索窓か、カテゴリーの各INDEXをご利用ください。

富錦樹台菜香檳(FUJIN TREE フージンツリー)

2023年10月21日 | グルメ

友人と、日本橋のコレド室町テラスに入っている台湾料理のレストラン、富錦樹台菜香檳(FUJIN TREE フージンツリー)でランチをいただいてきました。

コレド室町テラスは2019年にオープンした時に記事にしています。⇒ コチラ この記事の中で「ここはカフェかな?」と書いているのがフージンツリーです。台湾で人気のおしゃれレストランの日本支店です。

友人との集まりというと、イタリアンやフレンチということが多いので、台湾料理というのが珍しく新鮮でした。ビルの中のお店ですが、テラスへとつながっていて解放感があり、シンプルで洗練された雰囲気でいただくお料理はどれもおいしかったです。

大皿ではなく、コースのお料理なので、取り分ける気遣いがいらないのもよかったです。シャンパンでいただく台湾料理ということでしたが、私たちはライチジャスミンティと烏龍茶 (東方美人) をポットでシェアしていただきました。

本日のスープは、しらすを使ったスープ。しらすの旨みがしっかり効いて、帆立のスープ?と思ったほど。冷菜4種の盛り合わせは、左から春雨の和え物、海老の冷製、茄子のマリネ、奥に冷製ゆで鶏の柑橘醤油添え。

温菜3種盛り合わせ。左は大根餅でしょうか。中は揚げパンと海老のすり身の甘酢炒め。右は台湾揚げ出し豆腐。海老のすり身は海老がぎっしり詰まっていて、しっかりとした食感が楽しめました。

お店の名物料理である、豚バラ肉の角煮 ナツメとハイビスカスソース。豚バラ肉なので、見た目は脂が多いですが、まったく脂っぽさがなくてびっくり。いったい何時間煮込んだらこんなに柔らかくなるのでしょう。切り口がすぱっときれいなのにも驚きました。

プライムビーフの一口ステーキ。豚バラ肉の角煮がメインディッシュだと思ったら、その後に一口ステーキが続きました。まぶした香味野菜の風味もよく、ソースがからんでおいしかったです。

赤米入りご飯と、花ニラとピータン 豚挽肉のピリ辛炒め。ごはんのお供にぴったりです。

デザートの豆花 (トウファ)。上に載っているのは、梨のシャーベットとクコの実です。シャーベットがかき氷のような素朴な風合いでした。

フージンツリーを代表するお料理をバラエティ豊かに楽しめる、スタメン揃いの贅沢なコースでした。


東京會舘 Restaurant Prunier

2023年09月30日 | グルメ

丸の内の東京會館本館のメインダイニング、Restaurant Prunier (レストラン プルニエ) でアニバーサリーランチをいただきました。2019年に丸の内二重橋ビルにリニューアルオープンした新本館は、車寄せが広く取られ、重厚な中にも華やかさがあってすてきでした。

プルニエは本館2階にあって、皇居のお濠が目の前に見えます。各テーブルがステンドグラスの衝立で区切られ、半個室のようになっていてくつろげました。この日は前日の雨がうそのように晴れ、青空にマグリットの絵に出てくるような白い雲が浮かんでいました。

飲みものは夫はノンアルコールのメルロー(赤ワイン)、私は最近マイブームとなっているジントニックにしました。といっても、NEMAというノンアルコールのジンを使っているのですが、これがものすごくおいしくて感動しました。

最初に運ばれてきたアミューズブーシュは、トマトの泡々のスープ。その下にはオリーブオイルとジェノベーゼがあり、色の層がとてもきれいでした。小さなクチポールのスプーンで、上下を混ぜるようにしていただきます。

前菜は、タスマニアサーモンのマリネ 真っ赤なピーマンのユール仕立て。サーモンがトマトのゼリーに閉じ込められ、まるで生物の教科書に載っていた細胞質の断面みたい!と盛り上がりました。右手前は赤ピーマンを使ったソースです。

右奥のくるくるは生ハムかと思ったら、薄くスライスしたりんごのマリネでした。豆苗などのグリーンが愛らしいです。

ここでパンが運ばれてきました。手前の白いパンは大根を使ったパンということでしたが、大根の風味が全くなくて、柔らかいパンでした。キャンディのように包まれたバターがかわいい。塩が効いておいしかったです。

目の前の銀杏並木の緑がきらきらとして美しかったです。

豊洲市場より届く本日のお魚料理は、スズキを使ったブイヤベース風のお料理でした。お魚の旨味を凝縮した濃厚なスープが淡泊なスズキによく合います。くるくると巻いてあるのは緑、黄それぞれのズッキーニ。これはかわいいので家でもまねしてみたい。

お肉料理は、牛頬肉の赤ワイン煮込み 静岡県 長谷川農場産 マッシュルームの詰め物 ベーコン風味。3時間煮込んだ牛頬肉がほろほろに柔らかくてびっくりしました。赤ワインのソースも絶品です。

ロシア教会のたまねぎ屋根(クーポル)みたいに飾り切りした、マッシュルームがかわいい。中には刻んだベーコンが詰められています。お皿に見覚えがあると思ったら、銀座レカンのお皿と同じでした。おそらくリモージュだと思います。

デザートのお皿にアニバーサリーのメッセージを入れてくださいました。

デザートは、洋梨のタルト ベル・エレーヌ仕立てです。焼りんごならぬ焼洋梨に、アイスクリームとクランブルをまぶしたような芸術的な一品。お皿に注がれた温かいチョコレートソースといっしょにいただきます。

秋色のコーヒーカップは、リモージュです。コーヒーを注ぐポットもおそろいでした。

お料理もどれもおいしかったですが、デザートがおいしいとうれしいですね。

ミニャルディーズ(小菓子) はミニチュアのスタンドにのって、アフタヌーンティ仕立てになっていました。上から2つずつ3種類。紅茶のマカロンは、ピンクペッパーが一粒飾ってあって大人のお味。小さなガトーショコラには、小さな干いちじくが添えられています。

一番下のグラスに入ったのは、胡麻のカヌレ。ラズベリーのソースが添えられています。小さいながらも、どれも技ありのお菓子でした。


ピザにまつわるあれこれ

2023年09月23日 | グルメ

先週の3連休。この日は夫が夜いなかったこともあり、帰省していた息子と学芸大学で夕食を食べようということになりました。せっかくなので軽く飲みたかったのですが、酒飲みが多そうなお店や、常連さんが多そうなお店はなんとなく入りにくい。

結局以前お昼に入ったことのあるイタリアンバルの Lo SPAZIO (ロ・スパッツィオ) へ。こじんまりとしたお店ですが、テラスがあって開放的です。まだ早い時間だったのでお子様連れも一組いらして入りやすい雰囲気でした。

飲み物は、息子が赤ワインとビールを使ったカクテル。私のは写っていませんが、ジントニックにしました。ジントニックにはめずらしく、大ぶりのワイングラスに入っているのが、おしゃれですてきでした。

豚の形のボードには、前菜の盛り合わせ。お米の形のパスタサラダ、ブロッコリーのアーリオオーリオ、カラーピーマンのマリネ、生ハム、ワカサギのエスカベッシュ(南蛮漬け)、サニーレタスのサラダ。どれもお酒に合っておいしかったです。

こちらのお店にはピザ窯があって、焼きたてのピッツァがおいしいです。これは最近息子が気に入っているというチチニエッリ。しらすのピッツァです。

パスタもありますが、もう1枚ピザを食べようということになりました。こちらはシチリアー二。アンチョビやブラックオリーブなどがのったピッツァです。ちょっと似ているけど、どちらもおいしかった! もちもちの生地も絶品でした。

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ところで、ピザが出てくる映画といって思い出すのは「グリーンブック」。ヴィゴ・モーテンセン演じるイタリア系アメリカ人のトニーが、大きなピザを2つ折りにして豪快に食べる姿に爆笑しました。(下の動画の 0:35 頃から注目!)

【公式】『グリーンブック』3.1(金)公開/本予告

このシーン、ヴィゴのアドリブだったとも聞きましたが、実際のトニーもこんな食べ方をする大食漢だったらしいですよ。

そうしたら先日偶然SNSに流れてきた「サタデー・ナイト・フィーバー」のオープニングシーンで、ジョン・トラボルタ演じるイタリア系アメリカ人のトニーも、ピザのスライスを2枚重ねて食べていて、あっ!となりました。(下の動画 1:20 頃から注目)

Saturday Night Fever / Opening Credits / 1977

美女を見るとつい後を追ってしまうトニーがかわいい。ビージーズの音楽と、このオープニングシーンだけでわくわくしてきます。今度久しぶりに見てみようかな。

方やマフィア、方やブルーワーカーで、すべてのイタリア系に当てはまるわけではないかもしれませんが、今度イタリア系アメリカ人の知人に聞いてみようと思います。^^


100本のスプーン(2023・晩夏) & Cake to go

2023年09月09日 | グルメ

デイヴィッド・ホックニー展を見た後は、美術館内にあるレストラン 100本のスプーン でお昼をいただきました。都内に5店舗あるこちらのレストランは、ファミリーフレンドリーで、子どもも大人と同じ本格的なお料理をハーフサイズで楽しめます。

前回はコースのお料理をいただきましたが、今回はアラカルトでオーダーしました。

スパイスチキンと柑橘のサラダ。ハーフサイズでも大人2人で十分な量です。ドレッシングはバルサミコとキャロットの2種類。どちらもよく合いました。

ラザニア好きの私は「レンコン・人参・ごぼうのラザニア」にしました。上にわしゃわしゃとのっているのはたぶんシュレッドした人参の素揚げだと思います。ヨーグルトが添えられ、途中で味変していただきました。

おいしかったですが、ミートソースとチーズたっぷりのラザニアを期待すると、ヘルシーで物足りないと感じるかもしれません。量はしっかりありますが、味付けはあっさりしています。でも上にトマトやレタスがのっていて彩りよく、お料理のヒントになりました。

ハンバーグステーキ特製デミグラスソース。ザ・定番のお料理ですが、間違いのないおいしさでした。味付けは少々濃いめですが、満足感がありました。根菜がごろごろのっているのも私好みです。

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この日は車ででかけたのですが、夫がケーキが食べたいというので、途中たまたま前を通りがかった芝公園の Cake to go でケーキを買って帰りました。うっかりすると見過ごしそうな小さなお店ですが、前を通るたびに気になっていました。

手前は栗モンブラン、奥はコーヒーロール。どちらも素朴で飾らない感じが好ましい。家に着いてからコーヒーを入れて、半分ずつおいしくいただきました。

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入浴後に、ディオールのボディミルクを愛用していると書きましたが、もう少し強い香りが欲しくなって、今度はロクシタンのボディミルクを買ってみました。

オンラインショップでは実際の香りがわからないので、レビューをたよりにこちらの2種類を選びました。どちらも華やかで上品なフローラルの香りです。直接かいでみた時には白の方が好みかな?と思ったのですが

実際につけてみるとピンクの方が私好みでした。そのままだとあまり感じないのですが、体温が上がって汗と混じると、香りって変わるのですよね。そこがまた、香りの奥深さであり、興味深いところたと思います。


TGI FRIDAYS & Pokemon World Championships 2023

2023年08月12日 | グルメ

映画は用事があった関係で、池袋のサンシャインシネマで見たのですが、その前に映画館のすぐ前にある TGI FRIDAYS (フライデーズ) でお昼をいただくことにしました。

アメリカでポピュラーなチェーンレストランで、懐かしくて時々無性に入りたくなります。カジュアルなお店ですが、デニーズより落ち着いていて、スポーツバーのような雰囲気があります。

ハンバーガーやステーキはもちろん、シーザーサラダやバッファローウィングス、アメリカでポピュラーなメキシカンのメニューが充実しているのがうれしい。アメリカらしいカクテルの種類も豊富です。

この日は車で出かけたので、ノンアルコールのドリンクをいただきました。私は、左のフライデーズ フレッシュ レモネードにしました。グラスの縁についているのは塩かと思ったらお砂糖でした。右は、ストロベリー パッション ティです。

下に敷いてあるのは紙のランチョンマットですが、裏返すと子どもがたいくつしないで遊べるよう、クイズや塗り絵がついています。息子がまだ小さかった頃、お店のスタッフがクレヨンを持ってきてくれたことを懐かしく思い出しました。

フライデーズ チーズバーガー。グリルしたパティの焼き目が香ばしく、お肉の旨みがぎゅっと味わえて、とてもおいしかったです。バンはブリオッシュ風の少し甘めの生地で、パティのボリュームをしっかりと受け止めていました。

私は大好きなメキシカンのチキン ケサディアにしました。2枚のトルティーヤの間に、チキン。オニオン、ベーコン、チーズなどはさんだホットサンド風のお料理です。

メニューの写真ではケサディアだけでしたが、レタスやサワークリーム、ワカモレ、サルサなどが添えられていて、うれしかったです。

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おまけです。今日、横浜に用事があって出かけたついでに、8月8日から14日まで横浜みなとみらいで開催されている「Pokemon World Championships 2023」の様子を見てきました。毎年開催されているポケモンバトルの世界大会で、今年は初めて日本が会場となりました。

ゲームの大会はパシフィコ横浜で開催されていますが、それにあわせてみなとみらい地区のあちこちでイベントが開催され、盛り上がっていました。

赤れんが倉庫には大きなピカチュウのバルーンが登場。

等身大?のポケモンバルーンも。

全国各地から、ツアーバス?も出ていたようです。


AS CLASSICS DINER(2023・盛夏)

2023年08月09日 | グルメ

映画を見たのは7月の3連休。ちょうど息子が帰省していたので、六本木ヒルズでランチ&映画を楽しみました。ランチは息子の希望で、AS CLASSICS DINER (エーエス クラシックス ダイナー) へ。

駒沢に本店のあるこちらのハンバーガー屋さんは、数あるハンバーガーショップの中で、私が一番好きなお店かもしれません。奇を衒った個性的なハンバーガーではなく、名前の通りに、直球勝負のクラシックバーガーという潔さがかっこいい。

アメリカの学生街で人気のハンバーガー、という感じが好きなんです。

以前は同じヒルズでも六本木駅に近いところにありましたが、今は毛利庭園に近い場所に移動しています。新しくなってから入るのははじめてなのでわくわくしました。(以前の記事はこちら

以前のお店は木目を生かしたカントリーダイナー風でしたが、新しいお店は一部がタイルの床になっていて、モダンなダイナーといった感じ。ブルーグリーンの壁が大胆ですてきです。

息子がオーダーしたのは、ベーコンチーズバーガーに、アボカドトッピング。とてつもない高さで、あごがはずれそうですが、こぼれないよう袋に入れて、思い切りかぶりつきたい。夏らしいさわやかなコロナビールとともに。

私はチリバーガーにしました。AS CLASSICS DINER のオリジナルソースが好きなのですが、チリソースも気分が変わっておいしい。夏のメキシカンな気分にぴったり。赤いのはレッドオニオンだったかしら。野菜ももりもり入っておいしいです。

夫は一番プレーンな、クラシックバーガー。どのハンガーもおいしそうで目移りしてしまいますが、実はこれが一番おいしいかもしれません。そしてこちらのお店は、フレンチフライもおいしいんです。じゃがいものお味がしっかりと味わえます。

ちょうどお昼時で、人気のお店でもあるので満席でしたが、テイクアウトしてすぐ外の席で召し上がっている方たちもいました。今だとちょっと暑いですが、気候のいい時期はそれもよいですね。ここは毛利庭園の1階上にあたり、庭園の緑が目にまぶしいです。


Bistro NOHGA (2023・盛夏)

2023年08月04日 | グルメ

上野の東京都美術館でマティス展を見た後は、パンダ橋を渡って駅の反対側へ。デザイナーズホテル、NOHGA HOTEL UENO TOKYO の中にあるフレンチレストラン、Bistro NOHGA (ビストロノーガ)でお昼をいただきました。

以前訪れた時に、こちらのレストランがとても気に入ったので、また行きたいと思っていました。前回はコースのお料理にしましたが、今回はひとりでもあるし、平日限定のサラダランチをいただくことにしました。

白・茶・黒と色数をおさえたシックなテーブルセッティングは、どことなくミッドセンチュリーデザインを思わせます。クチポール (Cutipol) のカトラリーも端正ですてきです。

最初に運ばれてきたのが、浅草 Manufacture (マニュファクチュア) さんのパン3種。バゲット、フォカッチャ、ライ麦パン。クラフト紙のような素朴な風合いのクロスの袋にサーヴされました。

スープはコーンの冷製ポタージュ。おしょうゆで焦がしたとうもろこしや、数種の穀物、炒った豆などがトッピングされ、カリッとした食感が楽しめました。

フレッシュなグリーンの野菜がもりもり入ったサラダ。ハム、ラディッキョ (トレヴィス)、クルトンなど。

よく見ると中に生のマッシュルームや、チーズ、くるみなど、いろいろ入っています。ドレッシングは味噌味。おいしかったですが、野菜のお味を引き立てるには、もっとシンプルなドレッシングの方が合うかもしれません。

食後のコーヒーもおいしかった! いい休日になりました。

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最近のお気に入り。ディオールのボディミルクです。

ゴールデンウィークに朝風呂の魅力に目覚め、以来、平日も朝・夜2回浴槽に入り、その後ボディミルクで全身保湿するのが習慣になっています。

冬の間はロクシタンのシアバターのクリームを使っていたのですが、暑くなって少し重く感じるようになってきたので、軽いテクスチャーのボディミルクを探していました。

Miss Dior のほのかな香り、肌に吸いつくようなのびのよさが気に入っています。

私は香りはディオールの Forever and Ever を愛用していますが、いっしょに使っても香りがけんかしない (相性がよい) ので安心です。


鼎泰豐の冷製麺 & 八沢川さんの鰻

2023年07月12日 | グルメ

箱館旅行記はしばしお休みして、最近いただいた夏の味覚です。

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この日は横浜みなとみらいで約束があり、お昼をランドマークプラザの鼎泰豐 (ディンタイフォン) でいただきました。台湾台北市で創業した小籠包の名店で、今では世界10か国 110店舗以上あるそうです。

私は銀座店他何度かいただいたことがありますが、ランドマークプラザ店に入るのは初めてです。明るく広々として落ち着いた雰囲気。他のお店同様に列ができていて、30分ほど待つとのことでしたが、それほど待たずに案内していただきました。

ランチメニューとして、麺類 or 炒飯と小籠包とのセットがあり、酸辣湯麺のセットと迷って、季節のおすすめの冷製鶏スープ麺のセットにしました。

最初に運ばれてきた小籠包。あまり熱々ではなかったですが、やけどの心配がなくてかえってよかったかも。しょうがの細切りと黒酢のたれをほんの少しつけて、あふれるスープとともにおいしくいただきました。

冷製鶏スープ麺です。夏の中華といえば、冷やし中華ですが、これは冷たいスープにつかっていて、どちらかというと冷麺に近い感じです。鶏だしの冷たいスープに細い麺。蒸し鶏を細く切ったのがたくさん。赤玉ねぎと、緑の野菜もたっぷりのっています。

緑の野菜は、水菜に似ていますが、スプラウトのようでもあり、初めて見る野菜だったのでお店のスタッフにお聞きしたところ「空心菜の新芽」とのことでした。水菜の食感に近いですが、ふわっとしていて私はとっても気に入りました。

業務用の特別ルートでしか手に入らない野菜かと思っていたところ、なんと後日イオンにあるのを見つけました。プライベートブランドだったので、イオンが独自に手掛けたのでしょうか。豆苗に続く人気スプラウトになったらうれしいです。

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また別の日、この日は自由が丘の老舗鰻屋さん 八沢川さんで、今年初めての鰻をいただきました。

鰻は都心でいただくことが多いので、八沢川さんに入るのはほんとうに久しぶりです。こちらのお店は、コロナの頃に長らく改築工事をされていて、最近再開したばかりです。新しい店舗は、明るくすっきりとした雰囲気でした。

お昼ですが、ビールも少しいただきました。小鉢はもずくの酢の物でしたが、ほんのり柚子が香り、夏らしいさわやかなお味でした。

さて、うな重が運ばれてきました。

見た目にもふっくらしているのがわかります。たれがあまり濃くないのが私好みです。お吸い物は肝吸いにもできますが、私はそれほど好きでないので、ふつうのお吸い物にしました。すっきりとした味わいでおいしくいただきました。

やや肉厚の鰻は、柔らかく、ふくよかな味わい。季節のお味をおいしくいただきました。

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おまけです。八沢川さんの帰り、自由が丘南口の BAKE CHEESE TART (ベイクチーズタルト) で久しぶりにチーズタルトを買っていきました。自由が丘店は旗艦店として BAKE the SHOP という名前に変わったようです。

自由が丘店限定の、キャラメリゼチーズタルトと、フレンチトーストチーズタルトをひとつずつ買って、シェアしていただきました。フレンチトーストの方は、学芸大学の A WORKS というお店とのコラボだそうです。

どちらもおいしかったですが、私はパリッとして香ばしいキャラメリゼが気に入りました。


楽観 NISHIAZABU GOLD &六本木アートナイト2023

2023年06月20日 | グルメ

六本木ヒルズで映画を見た後、私が気に入りそうなラーメン屋さんがあると言われて、西麻布の楽観 NISHIAZABU GOLD さんまで食べに行きました。

六本木通りを西麻布方面に歩いて、ちょっと裏道に入ったところにあるラーメン屋さん。のれんと行灯が料亭風の佇まいで、見たところラーメン屋さんとは思えません。

のれんをくぐって引き戸を入ると、白木のカウンターに7~8名ほどの席がならぶ、こじんまりとした空間です。アイボリーを基調とした店内は、清潔で落ち着いた雰囲気。職人さんもスタッフも威勢がよすぎないのが好ましい。^^

メニューは、琥珀 (醤油)、真珠 (塩) の2種類のみですが、トッピングや小どんぶりの種類がいろいろあり、ラーメンに追加することができます。

醤油ラーメンの琥珀。

私は塩ラーメンの真珠をいただきました。

お出汁の効いた美しい透き通ったスープ。手作りのチャーシューとメンマはやや厚めでしっかりとした食感でした。上にのっているのは白ねぎでも青ねぎでもなく、たまねぎのみじん切りというのがユニークです。でもたまねぎ特有のつんとくる辛味はなく

あっさりとしたラーメンによく合いました。夫によるとたまねぎを使うのは八王子ラーメンの特徴だとか。HPによると西麻布で創業後、立川に移転していた時期もあったようなので、そんなことも影響しているのかもしれません。

HPを見ると、西麻布本店他、国内 (東京・埼玉) に6店舗、アメリカにはロサンゼルス他、10店舗も展開していて驚きました。じんわりと体にしみわたる繊細なスープが絶品で、私好みのラーメンでした。

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六本木ヒルズではこの日、毎年恒例 六本木アートナイト2023 というイベントが開催されていました。敷地内にストリートアートが展示されていて、通りすがりに見ることができました。

エマニュエル・ムホー 《100 colors no.43「100色の記憶」》

100色のパネルが並んだインスタレーション。それぞれのパネルには年号が2023年から1年ずつ遡って描かれていて、過去の記憶を表現しているのだそうです。

グラデーションが美しく、目を引きました。

江頭誠 《DXもふもふ毛布ドリームハウス》

作者は、一人暮らしの部屋に遊びに来た友人に、実家から持ってきた毛布をダサいと言われて、このロココ調の花柄毛布を急に意識するようになり、作品に使用するようになったそうです。今回はリカちゃんハウスをモチーフにした作品です。

そういえば昔はどこの家にも、こういう花柄の毛布がありました。昭和43年頃に日本で生まれ、当時は西洋の高級感を演出したデザインだったそうです。今見ると、どぎついファンシーさに頭がくらくらしてきました。


DRAエイトマン @RAYARD MIYASHITA PARK

2023年06月11日 | グルメ

映画を見た後、渋谷のミヤシタパーク (RAYARD MIYASHITA PARK) でお昼をいただくことにしました。この日は、G7 広島サミットの真最中。ちょうどこの2日前に、駐日英国大使のJulia Longbottomさんのツイートが話題になっていました。

スナク首相が訪れたのは、渋谷ミヤシタパークの渋谷横丁。スナク首相、来日中はこの他にも広島カープの靴下や広島風お好み焼き作りで話題をふりまき、もとビジネスマンらしい営業手腕を発揮していました。

私たちがこの日訪れたのは渋谷横丁ではなく、DRAエイトマン。居酒屋風の雰囲気の中で、ナチュールワインやナポリ風窯焼きピッツァ、生麺を使ったパスタなど。伝統的なイタリア料理から和素材を使った個性的なイタリアンまで幅広く楽しめるお店です。

パスタとピッツァをシェアしていただきました。

名物!しらすとからすみのペペロンチーノ スパゲッティーニ。

名物!ということばに惹かれてオーダーしました。運ばれてきた時はこんな感じ。スープ多め。上にからすみのすりおろしがのっています。

このあと、店員さんがざるにたっぷりのったしらすを運んできて、お店のスタッフ全員の「よいしょ!よいしょ!」の掛け声とともに、トングでたっぷりの釜揚げしらすをのせてくれます。

たっぷりのしらすがスープとパスタにからみ、ちょい強めの塩加減が絶妙でおいしくいただきました。

ピッツァは、どれにしようかな~と迷っていたら、お店のスタッフよりハーフ&ハーフでもいいですよ、とうれしいお言葉。向こう側はスモーカー (牛蒡とサルシッチャと黒七味) ですが、手前のが思い出せない...。

ふだん居酒屋さんに入ることがほとんどないので、テーマパーク感覚で楽しめました。活気があって、お店のスタッフたちは元気で感じよく、お料理は本格的でおいしくて、大人も大満足のお店でした。