「彗星交叉点」穂村弘作を読みました。穂村弘さんは歌人だけに周りから聞こえてくる言葉をキャッチされるのが早くて、反応も早いです。言葉に敏感な方だなと思いました。「あの人は天然」などとたまに聞きますが、穂村さんは天然にも白い天然や黒い天然、灰色の天然があると分類されるのも面白いです。読んでいて思い出しました。何かに注目してそれを探していると益々興味がわいて面白くなることを!たとえば面格子、マンホールの蓋、コンクリートの間から生えている草などです。穂村さんはその会話版だと思いました。どのお話もクスッと笑えるエッセイです。読んでいる間はすごく面白いのに、読み終わったらどんなお話だったかなと思いました。まだまだ私は言葉に集中できていません。注意深く耳を傾けると面白い言葉にであえるだろうなと思いました。
2024-4-28(日) 図書館資料 請求番号:E/913/ホム
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます