「真説宮本武蔵」司馬遼太郎作を読みました。先日東寺で宮本武蔵の絵を見て、友達に宮本武蔵が好きだと話したら「人切りやでぇ~」と返ってきました。それでなぜ私は宮本武蔵が好きなのか考えました。ドラマを見て好きになったのか、本物の宮本武蔵ってどんな人なのかと思い、本を読んでから友達になぜ宮本武蔵が好きなのか話そうと思いました。まずは短編を読もうと思いました。「真説宮本武蔵」は剣豪のお話が5編掲載されています。私は宮本武蔵について知りたいので、宮本武蔵のところだけ読みました。
「自分が、これならば自分の手に合うという判断の範囲が、見切りである」
「見切りというのは武蔵独特の術語である。~略~この見切り術が、武蔵の兵法の特徴というべきものであった。」
と書いてあります。ここに宮本武蔵の強いからくりがあったのかと思いました。また渡辺幸庵が出てきました。享年130歳!宮本武蔵と対話したように書いてあるのは司馬遼太郎さんが創作されたようです。享年130歳というのも信じられません、創作かもわかりません。次はまた司馬遼太郎作「宮本武蔵」を読んで最後に吉川英治作「宮本武蔵」を読もうと思います。
2023-4-3(月) 図書館資料 請求番号:913/B/シバ