Sera の本棚

感動した本のことや映画を見たり、コンサートへ行ったりした感想、高槻の写真など記録できたらいいなあと思います。

最後の息子ー吉田修一作

2021-02-19 17:13:45 | 

こちらのブログにコメントいただいたみどりさんのお薦め本です。表紙が気に入って読まれたそうです。みどりさんが読まれた本は私と同じ文庫本だそうです。上の写真は単行本の表紙です。いろいろな壁を乗り越えて~ 思わず応援したくなります。

こちらは私が読んだ文庫本の表紙です。「最後の息子」と「破片」と「Water」の3作品がこの順番で書かれていました。先日はレズビアンの本でしたが今回は「LGBT」のG、ゲイのお話でした。と言ってもすべてではなく1部分です。LGBTも一つの個性だと思いました。十人十色、いろいろな人がいて、お互いに認め合い、住みやすい世の中になればいいなと思います。青春の一コマを描いた作品です。吉田修一さんは「最後の息子」で第84回文学界新人賞を受賞されています。「破片」は切なくてその後が気にかかりました。最後の「Water」は高校の水泳部のお話で、読後やり切った清々しい感じが残りました。吉田修一さんの本は「悪人」や「静かな爆弾」を読んだことありますが、今回のような青春物語も書かれるのだなと思いました。

2021-2-19(金) 図書館資料 請求番号:B/ヨシ

コメント (2)
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