“細菌”の傾向と対策

　曇りのち晴れ最低気温-2.0度。最高気温10.6度。温度差が激しいせいか夜に入ってくしゃみ連発。早めのパ●ロンする。

　お食事中や潔癖症の方は、本日のブログはご覧にならないほうがよろしいかと存じます。

　韓国消費者保護院がソウルとその近郊にある6つの公共施設で、一般市民の手が触れる機会の多い120箇所を対象に行った細菌汚染の実態調査結果が、今日(2/13)発表された。細菌が多かった箇所ワースト3は以下の通り。

　第一位：大型スーパーにあるショッピングカートの取っ手
　第二位：ネットカフェ(PC방=ピーシーバン)のマウス
　第三位：バスの手すりやつり革　

ショッピングカートの取っ手からは10㎠あたり1,100個の一般細菌が検出され、最も高い数値を記録。以下、ネットカフェのマウス(690個)、バスの手すりやつり革(380個)、トイレのドアノブ(340個)、エレベータのボタン(130個)、地下鉄の手すりやつり革(86個)からそれぞれ検出されたそうだ。消費者保護院の関係者は「先に挙げた公共施設を利用した場合、汚染された細菌によって感染性の疾病になる恐れもあるため、子どもは外出から戻ったら石鹸で手をきれいに洗わなければならない」と述べたとのこと。あのぉ～消費者保護院さん、「大人はどうなのよ？大人は？」
　
　このニュースを聞いた女性アナウンサーが「『トイレのドアノブ』って手を洗ってからも触れるじゃないですか・・・。そういう場合、一体どうすれば良いのかしら」と真剣に悩んでいた。

　追記(2/14)：消費者保護院によれば「一般細菌はどこにでも存在するが、許容値に関連した基準などは無い」としながらも「一般細菌の数値が高いほど、微生物によってそれだけ汚染されているということであり、病原性の微生物が存在している可能性もそれだけ高い」そうだ。また、対象サンプルの5.8％に当たる地下鉄のつり革、トイレのドアノブ、エレベータのボタン、ネットカフェのマウスからは黄色葡萄状球菌が10㎠あたり3～47個検出されたそうである。黄色葡萄状球菌は、たとえ微量でも検出されてはならない。　なぜなら、黄色葡萄状球菌は傷口から感染して各種疾病を引き起こし、食品などを通じて二次汚染を招く恐れもあるからだ。これらの感染や汚染は手を石鹸できれいに洗うことによって、70％は防ぐことが出来るそうだ。

　まだまだ風邪などが流行っている季節、手洗いやうがいはこまめにしましょう！

　記事出典元：朝鮮日報及び毎日経済2006年2月13日付より。