仙台バッハゼミナール

2000年4月24日、J.S.バッハの作品の解釈と演奏研究を通してその音楽への理解を深めることを目的として発足しました。

今日のゼミ

2010年04月05日 | 今日のゼミ
本日の出席者は5名。
あいにくの雨模様の中でのゼミ。

第Ⅱ巻の9番について進めました。

プレリュードは主に調性について。
本会では、いかに簡潔に分りやすく、
を目的としていますが、調性についても
大きなくくりのみを記述しよう、との事になりました。

フーガについては、まず主題から。
この主題は、バッハのオリジナルではなく
フィッシャーのフーガを元にしているらしいです。
グレゴリオ聖歌やリチェルカーレを髣髴とさせるものでした。

主題が簡素な作りをしているものは
その後の変奏や形の変化が多くなるように思われます。

その他に対旋律やモチーフについて話し合いましたが
とにかく、この曲は4度を基調として作られている事が
よく分りました。

次回は、4月26日。
演奏会の打ち合わせです。

お天気が良いと良いですね~。



コメントを投稿