わしやま

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リアルラブ

2010-05-05 21:30:00 | わしやま音楽祭Vol.7~8
お届けするのは

Doobie Brothers 「Real Love」

1970年にトム・ジョンストンを中心に結成、翌1971年にデビュー。1972年に「リッスン・トゥ・ザ・ミュージック」のヒットを放つ。サザン・ロック色の濃い音楽性に加え、二人のドラマーに黒人のベーシストを加えた、力強いファンキーなリズムセクションは評判を呼び、1973年のアルバム『キャプテン・アンド・ミー』からは「ロング・トレイン・ランニング」、「チャイナ・グローブ」、1974年のアルバム『ドゥービー天国』からは「ブラック・ウォーター」といったヒット曲が生まれ、一躍アメリカン・ロックを代表する人気バンドの一つとなった。

1974年、度々ゲスト参加していたスティーリー・ダンを脱退したジェフ・バクスターが正式加入する。その頃からバンドの顔であり、ヒット作を数多く作曲していたジョンストンの健康状態が悪化し、バンドを一時脱退してしまう。間近に控えたツアーのため、ジョンストンの代役としてバクスターの紹介により、スティーリー・ダンのツアーメンバーだったマイケル・マクドナルドが正式加入する。卓越した歌唱力に加え、スティーリー・ダンで培った作曲能力を持ったマクドナルドの存在は大きく、バンドの音楽性はトム・ジョンストン期の野性味あふれる快活なギターロックから、R&Bの影響を受けた洗練されたAOR色の強いものへと変化していった。

こうした音楽性の変化は大きく賛否が分かれたが、1978年のアルバム『ミニット・バイ・ミニット』とシングルカットされた「ホワット・ア・フール・ビリーブス」はともに全米1位を獲得、その年のグラミー賞でアルバムタイトル曲は最優秀ポップ・ボーカル(デュオ、グループまたはコーラス部門)賞、「ホワット〜」は最優秀楽曲に輝くなど、高い人気と評価を確立した。

音楽性の変化に伴い、メンバーの変化もあったものの、ジョン・マクフィーやコーネリアス・バンプスといった優れたミュージシャンに支えられ、また、脱退しソロ活動を行っていたトム・ジョンストンの客演や初期のレパートリーでは抜群のサポートぶりを発揮するマクドナルドの活躍などにより、新旧のファン層に支えられ順調に活躍するも、80年代に入ると、各人のソロ活動が活発化し、リーダーであったパット・シモンズは活動休止を提案、それに添う形で1983年に初期のメンバーが集まって「フェアウェル・ツアー」と銘打った大規模なライブを行なった後、解散した。

1987年にチャリティーコンサートのために一時再結成したドゥービーは、1989年に復活作となる『サイクルズ』を発表。トム・ジョンストンが復帰し、初期を髣髴とさせる力強いロックサウンドで健在振りをアピールした。 2005年2月10日にドラマーのキース・ヌードセンが死去するなど、かつてのメンバー中4人(ボビー・ラカインド、デイヴ・ショグレン、コーネリアス・バンプス、キース・ヌードセン)が相次いで鬼籍に入るという悲劇を乗り越え、現在でも地道な活動を続けている。

この曲は、1980年アルバム「One Step Closer」からのシングルカットで、全米5位を記録している。

榮倉奈々と同じ潜在能力のマイケル・マクドナルド中心のバンドになり、グラミー賞を受賞し、AOR色の強いバンドでありながらも、音楽サウンドの違う初期の曲もそれにあったサポートメンバーでフォローしながらも、ライブを行った模様をアップしました。

2009年、来日時に「SMAP×SMAP」に出演していることが判明、その模様をご覧になることができなく悔しいところです。



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