わしやま

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筑前砂糖

2010-05-05 23:12:00 | わしやま音楽祭Vol.7~8
お届けするのは

佐藤竹善「生まれ来る子供たちのために」

オフコースのナンバーに続き、こちらは、オフコースに影響を受けたアーティストのオフコースのカバーを紹介します。

まずは、佐藤さん、お誕生日おめでとうございます。

この曲は、1979年に発表されたオフコースのカヴァー曲で、後にコラボレート・カヴァー・アルバム『CORNERSTONES 2』にも収録された。

8月にリリースされたSKOOPとのカヴァー・コラボレート・シングル「amanogawa」に続いてリリースされたカヴァー・コラボレート・シングル第2弾。今作では作者である小田和正をプロデューサーに迎え、1996年のPLUS ONE以来の本格的なコラボレートとなった。

1979年当時、高校2年生だった佐藤は、友達の家に集まっては夜中まで「生まれ来る子供たちのために」をよく聴いていたという。この曲について佐藤は「当時の僕は洋楽を聴きつつ、邦楽はオフコース一色でした。いわゆる恋愛の歌が多いオフコースの中で、ここまで直接的なメッセージソングというのは初めてだったんで、すごくハマってしまったんです。オフコースで好きな曲はたくさんあるけど、これは、その中でもベストに入る曲ですね」と、この曲への思いをインタビューで語っている。

この曲をカヴァーするきっかけは前年(2001年)の全米同時多発テロで、そのとき真っ先に思い浮かんだ曲が、スティーヴィー・ワンダーの『ある愛の伝説 (Love's in Need of Love Today) 』と『生まれ来る子供たちのために』だったからだという。「小田さんがこの曲で歌ったことは、日本でも世界でもいまだに実現されているとは言えないじゃないですか。だから、より一層力を持った曲にもなっていると思うし、いつかカヴァーしたいと思っていたんですよね」。そして、この想いを直接小田に伝えたところ、プロデュースも引き受けてくれることになったという。

ヴォーカルダビングに際し、マイクの前では「子供たちに向けて、ひたすら唄っていた」と言い、「テロの問題でも、僕の中では子供対大人みたいなところがあって、最終的に犠牲になっているのは子供たちだと思うんです。精神的にも子供たちがジワジワと犠牲になっていく。『世の中はこういうものなんだ!』と無意識に植え付けていく大人の意識で、子供たちが踏みにじられていくのを最近強く感じるんです。この歌を唄ったことで、今の自分の憤りだったり、逆に子供たちに対する想いが非常に強くなりましたね。そこの部分を、この歌で伝えたいというのはありました」と、この曲に託した思いについて語っていた。

この曲では、プロデュースとコーラス;小田和正、ギター;佐橋佳幸、セリフパート;松たか子、ハーモニカ;トゥーツ・シールマンスがそれぞれ参加した。




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