見聞知・録 福井県議会議員 西本正俊  

琵琶湖・若狭湾快速鉄道 実現!

嶺南と嶺北の地域間格差 是正!

コップの中   3月17日(水)

2010年03月17日 | 見聞知・録
2月県議会も最終日を迎えました。

その最終日に自民党本部の要請とかで、自民党県政会が意見書を27本提出しました。

意見書を提出することは議会としての意思を表明するための手段としてごく自然のことで、本数が多くとも何ら問題ではありませんが、今回はそのやり方に問題アリです。

これまでのやり方は、全議員が意見書の写しを貰っているため(本会議前に各会派で内容を精査し意見書に対して賛否を議論済み)本会議場で意見書を読み上げることはしません。

しかし、今回の議会では提出した意見書27本すべてを議会事務局職員に朗読させ、27本を読み上げるのに1時間を超える時間を要しました。時間の有効利用とは考えられません。

野党の考え方を主張したかったのでしょうが、2月県議会の代表質問、一般質問、常任委員会、特別委員会、予算特別委員会の場で自民党県政会の議員がそれぞれ考え方を主張し議論したのですから。

しょせん今回の意見書の件は、県民から見ればコップの中の争いでしかなく、有権者の政治離れが進むだけです。
自民はダメ、民主でもダメでは夏の参議院選挙の投票率がいまから懸念されます。

もっと理解の得られる方策を考えてみてはいかがでしょうか…



今日の福井市は時々でした
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