県議会の特別委員会のひとつで、私が3年連続で所属している「新幹線・地域鉄道調査特別委員会」が開催されました。
審査項目は、
①北陸新幹線
②えちぜん鉄道と福井鉄道
③琵琶湖若狭湾快速鉄道
以上の3項目について委員会で議論されます。
北陸新幹線については、平成8年に認可申請が出されてからすでに14年の歳月が過ぎ去りましたが、いまだ福井県内での認可は出ていません。よって議論にも限界があり、民主党政権下での夏頃(7月~8月)の認可(敦賀までの一括認可ないしは当面福井駅部まで)に期待がかかるところです。
えちぜん鉄道と福井鉄道については、新幹線の福井延伸が(これまで)不透明な状況にあって、鉄道の整備や福井駅前の整備や新幹線沿線自治体のまちづくりが進まないなど(これまでも議論百出)の議論が出され、まちづくりが進まない責任を新幹線にばかり押しつけたい理事者に委員からはっぱがかけられました。
これまでや今日の議論を聞きながら感じたことがひとつ
新幹線とえちぜん鉄道と福井鉄道の関係が、レベルの違いはあれど琵琶湖若狭湾快速鉄道の関係と似ている点です。
北陸新幹線の敦賀以西問題(若狭ルート、米原ルート、湖西ルート)の方向性が示されなければ、福井県は快速鉄道にたいしての重い腰を上げようとしません。
また、西川知事は北陸3県において福井県だけが新幹線の整備から取り残されれば、北陸3県に地域間格差が生じるとたびたび発言されています。この点も同じで、北陸新幹線の敦賀以西を封印している状況(快速鉄道の整備が取り残される)は、福井県内において地域間格差がますます広がってしまうということです。
琵琶湖若狭湾快速鉄道の早期整備のためにも夏が注目されます。
今日はでした