予算特別委員会で質疑に立ちました。
予算特別委員会の魅力は、知事と一問一答形式で質疑が行えることにあると思います。もちろん質疑を行うためには用意周到に準備する必要がありますが…
これまで何度となく予算委員会で質疑を行ってきましたが、結果(平成22年度当初予算(案)に予算が計上)が出た一例をご報告させていただきますと…
昨年9月県議会での予算特別委員会の質疑で、西川知事に嶺南地域、特に小浜市と若狭町の鳥獣(特にシカ被害)による被害(農林業や交通事故)の拡大防止のための策を早急に講ずる必要があると知事に訴えました。
その内容として、狩猟期間中も補助対象期間に含めること。そしてシカ駆除の単価アップなどを知事に求めました。この内容が平成22年度当初予算(案)に計上されました。
今回の質疑内容は…(よろしければ録画中継をご覧ください)
①県立高校再編整備について
②舞鶴若狭自動車道の無料化にともなう若狭振興について
③APECエネルギー会合と伝統産業について
です。
また、もんじゅの関連企業による西川知事後援会のパーティー券購入についても質疑を行いました。
パーティー券の購入は平成15年とされ、西川一誠政経懇話会のパーティー券を3社で計120万円を購入していたといことです。西川知事の後援会関係者は、
「知事自身には、どんな会社か意識は全くなかったと思う。相当前の話であり、政治的な判断に影響はない」旨のコメントが新聞に載っていました。
ごもっともかもしれませんが、県民からみれば7年前でも昨日でも同じ、また経済関係者らでつくる政治団体であろうが資金管理団体であろうが県民には区別がつかない、わからないというのが本当のところです。
県民の中に、「はじめに再開ありき」ではないのかとの疑念を持たれることが懸念されたので、西川知事の姿勢を質したのですが、
西川知事からは
「もんじゅの運転再開判断に影響することはあり得ない」旨の答弁がありました。
まさに、14年間という長期間停止していた「もんじゅ」の平成21年度内の試運転再開の可否判断が注目される時期の報道だけに残念です。これまでの西川知事の原子力行政における「県民の安全・安心確保が最優先」の判断基準、判断材料を私としても信頼をしてきましたので、今後の動きを注視したいと思います。
今日はでした まさに春の陽気です