国会「2005年体制」に
民主が対案路線 論戦重視で改革競う
との日経新聞の記事が目に留まった。
国会が「対決型の55年体制」から「対案型の05年体制」へ変わりそうだ。
55年体制の継続か、05年体制への変化かを問う今回の衆議院選挙である旨の内容を「日々一考日記8/21日曜日」に記した。
審議拒否などで徹底抗戦する従来の野党の手法を民主党の前原誠司代表が拒否し、対案を提示する姿勢を鮮明にしたことから、政界に大きな変革が生まれようとしている。たしかに従来の野党の審議拒否のやり方は、見ていてなんとも腹立たしいものでしかなかった。(政治は数がモノをいう世界で致し方ないところもあるが)
先の民主党代表選挙で若手の論客前原誠司氏が勝ったことが大きい役割を果たしている。そして、瀕死状態の民主党をつくった今回の衆議院選挙の結果も大きい役割を果たしているのである。
自民党の中川秀直国会対策委員長は、05年体制の四原則として、
①審議拒否はしない。
②対案を提出する。
③閣僚を委員会審議に縛り付けない
④社会保障と憲法は超党派で議論する。
を挙げている。
対決型の55年体制は終わり、改革競争をする05年体制に国民として期待が大きい。
これら一連の動きにより、つぎの参議院選挙や衆議院選挙の結果に大きく関係することは間違いがない。
自民党と民主党は、真に国民の望む「改革」を競ってほしい。
今日はでした。