見聞知・録 福井県議会議員 西本正俊  

琵琶湖・若狭湾快速鉄道 実現!

嶺南と嶺北の地域間格差 是正!

日々一考日記8/26金曜日

2005年08月26日 | 見聞知・録
「着服7JAで11件」
福井県内の農協で昨年一月以降、職員による着服があり、総額は四千六百五十三万円に及んだという。
米価の低下、組合員離れの逆風下、売り上げ維持のため職員に押し付けられる厳しいノルマ。これらが不正の主因のようだ。
ノルマの未達成分を職員や家族の持ち出しで補てんすることが恒常的に行われていたという。
また、家族全体で年間、百五十万円もの共済掛金を払っていたこともあるそうだ。しかし、「それくらいはざら。まったく驚かない」と打ち明ける職員もいるとのこと。
そういえば、私の同級生や知り合いの農協職員から、「保険に入ってくれ」「あいつはノルマを達成したから、私のに入ってくれ」など恒常的に勧誘依頼の電話がかかってくる。
自分の生まれ育った地域の知人宅(友人の親など)に出向き、内容の説明もなしに契約の印を押させることもあるそうだ。
これらは、すべて古い体質(組織構造)のままで今日まできてしまったからだ。いわゆる組織構造改革が出来ていないのだ。
バブルが崩壊した時に、農協は国から莫大な資金援助を得て、なんとか現在まで来ている。今回の事件は体質改善の出来ていないことを露呈している。
これらは、氷山の一角と言ってもいいだろう。
今日の「小泉改革」はやはり時代の要請であるのだろうと思う。
今回の「郵政解散」をチャンスと捕らえて、国のありようを変える時が来た。


今日は夕方から雨でした。蒸し暑い日でした。が、稲刈りが始まり確実に季節は秋に向かっています。
コメント (2)
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