あさやん通信

おいらの日記、徒然なるままに!

寛永寺

2009-01-20 01:22:52 | 歴史探訪
上野にある寛永寺って知ってますか?おいらは少々知ってはいましたが、行ってみたことはありませんでした。おいらが知っている範囲で紹介すると。芝の増上寺と並ぶ徳川家の菩提寺で6人の将軍様の廟があります。篤姫も家定公とともにここに眠っています。

調査によると、2代秀忠が上野公園あたりの一帯を天海僧正に与えて、3代家光の寛永年間に建物が建立され始めたようです。で、この年が寛永寺の創立年とされ、当時の年号をとって寺号を「寛永寺」とし、京の都の鬼門(北東)を守る比叡山に対して、「東の比叡山」という意味で山号を「東叡山」としたようです。

徳川家の菩提寺ということで、さぞ立派なお寺であろうと想像して行ってみたのですが、なんとも閑散としたところでした。うそっ!なんでっ??って感じです。メインの本堂(根本中堂というみたいです)もこざっぱりとした小ぶりなものが1つあって最初は本堂だとも思えませんでした。この建物は川越の喜多院から移築したもののようです。あと将軍や篤姫とかの廟は、一般公開されていいませんが入り口であるらしい厳有院霊廟勅額門は、とりあえず見ることができました。

当時は今の上野公園一帯に広がったとても大きなお寺さんだったようで、最盛期は寺域30万5千余坪、寺領11,790石を有して、子院が36もあったようです。今はなんで、こんなに閑散としているかというと、明治維新の上野戦争(彰義隊の戦)で大部分が消失してしてしまい。さらに第二次世界大戦でも追い討ちをかけられてしまったからのようです。なるほど、なるほど、行って見ないと分からないものですな。(ちなみに、眠っている将軍様は家綱、綱吉、吉宗、家治、家斉、家定 です。)

本堂(根本中堂)



厳有院霊廟勅額門



最新の画像もっと見る

コメントを投稿