伊豆の山々山
藪の中から
鳶が
悠然と羽ばたき
笹に
野うさぎが
飛ぶ
湾に反射する
その彩光は
威厳の富士をも
和ませる
民家裏手の
二つのせせらぎは
バイオリン二重奏
時折
番犬の声が溶け込む
本土リスは
人目をはばからず
木立に遊ぶ
下りの落ち葉に
足を滑らせ
しりもちしつつ
湖が見える
花粉は鼻につき
涙ぽろぽろなれど
郷土美しきかな
さる
藪の中から
鳶が
悠然と羽ばたき
笹に
野うさぎが
飛ぶ
湾に反射する
その彩光は
威厳の富士をも
和ませる
民家裏手の
二つのせせらぎは
バイオリン二重奏
時折
番犬の声が溶け込む
本土リスは
人目をはばからず
木立に遊ぶ
下りの落ち葉に
足を滑らせ
しりもちしつつ
湖が見える
花粉は鼻につき
涙ぽろぽろなれど
郷土美しきかな
さる