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今週の株式総括0918
いよいよ鳩山政権が船出した。要所に専門的な知識や技量の大臣が配置され重厚鳩山政権が見える。選挙当選回数で順送りに大臣を入れ替えしていた自民党政権より、大きく期待もてそうだ。内閣支持率75%、小泉内閣発足時80%に次ぐ歴代2位という高い数字がこれを示す。
官僚の書いた施政方針を読みトチって始めからつまづいた麻生さんと違って、原稿無しの鳩山新総理の施政方針の方が遙かに政治が変わる期待が持てる。
麻生元総理を最後に送り出す官邸で、お見送りで涙を流す人もいた。たいへんな騒ぎで何でこんなに人気があったのかと・・・TV見てた妻が言う。何てことを!!みんな霞ヶ関の官僚・・、彼らの身には、これから当然の厳しい改革の嵐がふきあれる。それを思えばの涙なのだよ・・・。
政権交代のどさくさに紛れて、天下りする数多の「ずるい官僚」、100数十人とか、こんなやりたい放題は今後決して許さない。役人に無駄飯を食わすカネはない、天下り断絶すべく目を光らせて監視していかなければならない。仙石・長妻大臣には声援を!!!
「働く側からの出身の大臣」は、今までに与党内閣でなかった。
霞ヶ関は戦々恐々、企業は、民主党と接触に躊躇する。当然、株式市場も、新政権誕生までは、疑心暗鬼だったが、期待が大きかっただけに、国民の目はなおさら厳しい。改革が軌道に乗れば、それこそ明るい未来が目の前に広がる。外国マネーが一番嫌っていた政治の不安定がなくなる。政治安定こそ「外人投資の復活」となる。
マニフェストを期待され誕生した政権、その政策の実行こそ待たれる。
首相は、未執行補正予算を洗い直し、無駄を排除して財源7兆円を確保し、予算再編成は年内にと宣言、最年長だが藤井財務相は、景気次第で追加策を実施すると、政治主導の景気回復も動き出した。総務相は2重行政を排除して国の出先機関を原則廃止する。文科相は高校を来春から無償化すると、国交大臣はダム建設中止を宣言、政治は大きく動き始めたことを肌身に感じる。
円高と米国の経済指標の悪化ばかり気にするあまり、東京市場の株の出遅れが大きく目立ってきた。
米鉱工業生産は8月は自動車関連の生産が好調で0.8%上昇、米小売り売上高は2.7%増と06年1月以来のプラス幅、8月米住宅着工は1.5%前月比プラス2ヵ月連続増となった。FRB議長は米景気は後退期も収束したと宣言した。
新興国の株は上昇している。上海は売買代金では1.4倍で東証と逆転傾向が定着した。
新興国株は金融危機以前(2008/9/12)の水準以上に回復した。危機前と比較して中国は突出して47%高で、インド19%高、韓国14%高、逆に、米国が14%安、日本は15%安。米国は年初来高値と順調に回復しているが、日本はそれよりも安い。先進国で日本より下はイタリア19.5%安だけ。この不幸な現象の中にマザースが4.6%上昇していることは、大幅に叩かれた反動と、機関投資家や海外投資家が殆ど参戦していない「個人だけの相場」だからといえる。円高は企業収益に海外マネーは厳しい評価を与えているということか。
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企業の主力商品の売上高の比重が、米国より中国に逆転した企業が多くある。自ずと収益は、中国や新興国の動きが、企業収益に与える影響が大きくなったと言うことなのです。
米国で儲からなければ、中国、インド、インドネシアで儲ける。そんな仕組みが出来てきていることを、察知していかなければならない。
「最大益ボード指数」では、NK,NYともに、売り買いシグナルのジグザグ状態となっている。NYは新高値で「買いシグナル」、NKは、「売りシグナル」で、IDXは大方横ばい多少弱い方向だが、動き次第ではすぐ「買い転換」にもなる。
大型連休に入るが、日本市場は、主力株が動かない原因にもなる。自ずと新興株市場の銘柄や、個別銘柄を物色する動きが顕著になる。しかし上がっても上昇が続かない。我先にと利食いを急ぐ。自ずと利食いチャンスは限られ売り急ぐと損切りばかり。地に着いた投資家が少なく目先売買のトレーダーばかり、ひとり相撲で損の上塗りをする。 商いの弾んだ銘柄の傾向を見ると、一気に気配で株価を上げて、その後はズルズルと値下がりし、一定の価格(損切りライン)を割ると値下がりが加速する。
NYの今後の動きによっては、東京市場は、中国、新興国株価と比較して一層の遅れを被る可能性があり得る。
「今週のふくろう通信」は、この銘柄を配信した。
株が大きな上昇変化を遂げるのは、「利益の変化が大きいとき」であり、「赤字が黒字に転化する」ときが、一番大きい。赤字転落で株価が一番安くなっているからだ。
9/17 am9:08配信「最大益ボード」を注目の皆様へ、第81弾
「5805昭和電線HD]
民主党が打ち出した温暖化ガス25%削減の期待の大きい技術として、熱を電気に変える「熱電変換素子」と「超伝導技術」の2大材料に注目。
「熱電変換素子」は、工場、発電所、ごみ焼却などで使われていない廃熱は、全排出量の7割、原油換算6億キロリットル、我が国原油消費量の倍以上の規模で、廃熱利用は省エネ革命に直結する。
「超伝導」は、送電コストをゼロにするもので画期的な省エネにつながる。
10年3月連結営業損益23億円黒字(前期は25億5600万円赤字)見通し。
7月2日139円から調整中、昨日動意付く、「最大益ボード」も買いシグナル点灯、一目均衡表雲の下限に到達、くもぬけから本格上昇で買い出動だが、取りあえず7月の高値抜け目標に静かに仕込み開始。低位株でお薦め、大化けが期待が出来そう。