SCUM’S BLOG
満たされている時は
満たされている事に気付かない
むしろ枯渇すら感じる
 



仕事で、木更津まで行ってきました。
私の会社は東京都、板橋駅のすぐそこ。

おいおいセニョリータ、そりゃちょっとした小旅行じゃないですか~、ってぐらい、遠い。

まぁ、だから行かないのかと言われれば、そりゃ行くわけで、会社の後輩に当たる人に運転してもらい、グーグー寝ているうちに、木更津に辿り着いたわけです。

木更津で2つばかり仕事を終えた頃、昼を過ぎていたので、ぼちぼち昼にするかという事になった。

せっかくこんなところまで来たのだから、海の幸でも食おうと、探すうち、木更津港に辿り着く。

いかにも海の幸置いてますぜ!といった雰囲気の店をチョイス。
その名も「活き活き亭」。



焼き物がメインのお店のようで、焼き物好きのSCUMとしては、ついつい焼き物に手を出してしまいそうだったのですが、当然飲めないし、焼き物が安くない。
サザエが1個、525円とかなんだもん。
行楽ならばともかく、仕事ッスからねぇ...
焼き物以外にも、ランチや、定食物なんかもあって、迷った末に、海鮮丼を注文。
945円也。



うお!と思う程、美味いわけではない。
しかし、何か、すごく満ち足りた気分になった。
多少イクラが塩辛すぎようが、店のおばちゃんがぶっきらぼうだろうが、そんな事関係無いってぐらい、満ち足りた。

なんだろうと推測するに、この、普段とはまるで違う昼食によって、仕事という環境から、一瞬でも切り離された事が大切だったのかなぁと思った。

人によるだろうとは思うが、私は食事に関しては、特に仕事中の食事に関しては無頓着だ。
人と一緒に食べるのならばまだしも、1人だったら、まず食事は、二の次になってしまう。
そうでなくても、ラーメンだ牛丼だと、1人で入れるゴハン屋なんて限られるのに、それすらも億劫がって、コンビニのちょっとした物を、車の移動中に食べたり、食べなかったりで済ませてしまう。

しかし、たかが食事でも、もちろん栄養ウンヌンも大切だけれども、心の切り替えには、すごく大切な要素なのかもしれないなぁと思わされました。

食事をして、店を出て、海風って違うよなぁ…なんて思う余裕があったりして、また仕事に迎い、それは悪くなかったです。

当たり前の事なのだろうけれど、食事を取るぐらいの精神的ゆとりは取ろうと、思わされたいい食事でした。

乗った事の無いうみほたるでも経由して、今度バイクで焼き物でも食べに来ようかな。

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