SCUM’S BLOG
満たされている時は
満たされている事に気付かない
むしろ枯渇すら感じる
 



今日の私は、仕事で10時に市川へ行かなくてはならなかった。
時間厳守。
目が覚めたら6時だったので、もうちょっと寝ようかと迷ったが、早く現場へ行き、寝て待った方が安心だと、準備をして、家を出た。

市川の現場に着いたのが8時15分。
一時間ぐらいは寝られるな、シメシメと思ったのも束の間、合同調査の方が、すぐにいらして、時間前だけれど始めましょうと、仕事が始まってしまった。
計算ミス。
断然睡眠不足だ。

市川の仕事が終わったのが、10時半頃であったろうか。
次の現場である鎌ヶ谷へと向かい、到着したのが、11時半にならないぐらいだったと思う。

この現場は、その日動いている我が社の職人全員が集まらないと始められない仕事であった。

全員が集まるのは、1時近いであろう。
だいぶ時間がある。

私は明日、初めてする作業の現場に行かなくてはならないので、その資料を読んでいた。
振動する車の中、小さな字を追っていたので、軽い車酔いのような状態になってしまった。

これはまずい、そうでなくても睡眠不足なのに。
時間を見たら12時頃だったので、皆が集まるまで、車内で横になる事にした。

そうして、いつしか私は眠りに落ちていった。


…猛烈な揺れを感じて、目が覚めた。
何事かと、寝起きの感覚を必死に通常時に戻そうとする。
先輩が私を起こそうと、車を揺すっているのか?と思ったが、そんな影は見えず、ミシミシと地面の方から音がする。
辺りを窺おうとした私の目に、最初に飛び込んできたのが、これだ。





ナマズを見た瞬間、私は「地震だ!」と確信した。
咄嗟に、車から出て平気か、躊躇をした。
何か降ってきたら、などという心配をしたのだ。
外の様子を見て、相変わらず揺れてはいるが、車外に出ても平気であろうと、出たら、嬉しそうな顔の先輩が車の後ろから顔を出した。

そう、なんの事は無い、先輩が車の後ろ側から、車を揺すっていたのだ。
一度疑っておきながら、冷静な判断の出来ない状態であった私は、つまらない看板のナマズの絵から、地震を連想し、地震であると信じきってしまったというわけだ。




車から出て、落下物に当たったらという危惧も、こんなところに車を停めておいて、何が降ってくるというのだろうか。


…いやぁ、寝ぼけるってコワイですねぇ(^^;


バカか、私。

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