フォーク・デイズ 第９３章

フォーク・デイズ　　第９３章 帰ってきた！お台場フォーク村
「坂崎幸之助やりたい放題ひとり舞台」　　無構成／無演出　きくちＰ

２０１５．８．２７（木）　　　　　　　Ｚｅｐｐ　Ｔｏｋｙｏ

お台場フォーク村だけれど、フォーク・デイズ。
だから、生放送はなかった。
あっても、最後まで放送はなかったかも知れないが。
フォーク・デイズだと、１時間半か。かなりのダイジェスト版になりそうだから、２回くらいに分けて欲しい。

ひとり舞台なら、リクエストを受け付けるのかと思っていたらそれもなかった。
そして、席は椅子が並べられ、全員着席出来た。これは良かった。
何も考えて来なかったと、ほとんどぶつけ本番だという幸ちゃんはＯ型。
そんな話もしてくれながら、取り留めなく話す曲間のおしゃべりも楽しかった。
幸ちゃんのたっての希望で　Ｚｅｐｐ　Ｔｏｋｙｏ　でと言う事で空いている日を抑えたら、今日の平日だった。
でも、今までもフォーク村は平日だったよ。

何も決めていないと言う事だったが、一応テーマが。
自分では歌わなくなった歌、もう歌う人がいなくなった歌。
自分では歌わなくなったでは、吉田拓郎さんの曲を幾つか。「俺」と言うのがあった。
拓郎さんと陽水さんの話しがあった。
ラジオのゲストで陽水さんが来た時に、２人の間はなんとなくしっくり来ないようで、陽水さん曰く、
「フランスとドイツの間にベルギーがあるからいい」と幸ちゃんがベルギーなのだ。

事前に知らされていたゲストは、コアラモード、やなわらばー、タブレット純さん。
始めに飛び入りで加藤いづみさんが出て、最後にも飛び入りの篠原ともえさん。

飛び入りのいづみ先輩も何曲か歌い、コアラモードもリハーサルは２曲だったと言いつつ、数曲。
この時点で、今日も長くなるぞと。
長くなる事については、さだまさしさんがゲストの時、
「みんな大人なんだから、自己責任で終電だと思ったら帰ればいいんだよ」と言っていたのを幸ちゃんも気にいった様で使う。
「みんな大人なんだから」って。

コアラモードは、横浜で路上ライブをしていたと言う２０代の男女２人組。
中学の時に聞いて元気をもらったアルフィーのアニメの曲があると。
それが『タンポポの詩』。この曲でアルフィーを知ったクラスメイトもいた、と。
幸ちゃんも言っていたが、つい最近の歌だった気がしていたが。
そして、コアラモードが歌う『タンポポの詩』はアルフィーとはちょっと違って、アルフィーよりも元気な歌。
この感じも良かった。

ゲストで楽しみだったのが、タブレット純さん。
最近まで全然知らなかったのだが、Ｋトラのゲストで知り、タカミ―のソロのパンフに出て、こんなに早くご本人にお目に掛かれるとは。
期待通りに、とても興味深く面白く、楽しかった。
この日着て来た衣装が、ＧＳ時代の衣装が古着屋さんから大量に出て、その一つと。
実際に着ているＧＳのレコードジャケットも持って来ていて、幸ちゃんが見て「同じだ」って。
「誰のかは分からないの？」と聞いたら襟の裏に名前が書いてあるとか。
そのＧＳの衣装、今タカミ―が着ているのと似ている感じがした。
アルフィーのデビューした１９７３年８月２５日の５日後に生まれたタブレット純さんは、今年で４１歳。
縁を感じると、幸ちゃん。
ＧＳマニアだが、今回はガロの歌を幾つか歌ってくれる。
純さんがガロを聴きはじめたのが、トミーが亡くなった時に、ニュースのバックで流れた歌を聴いたからだそうだ。
直ぐにレコード屋さんに行って、ガロのベストのカセットテープを買ったとか。
そんな風に、知ることもあるんだ。
ガロも、もうボーカルさんだけになってしまった。
そのボーカルさんとは、あまりちゃんと話した事はない様子。
ボーカルさんは、自分からガロの話しはあまりしないと。
幸ちゃんが、今度３人でやろうかと言って、「僕が真ん中で、ボーカルさんが右で、左で、あれっ何かに似ているぞ。ガロじゃなくて」
確かに、ボーカルさんと幸ちゃんとダブレット純さんで並んだら、似ている（笑）
オリジナルの曲も歌ってくれたが、「メルルーサ」とか面白かった。
話し声と歌声が全然違うのも、なんか凄い。
歌声も、ムード歌謡になるとまた違う。
マヒナスターズの最後のボーカリストだったそうだ。
物真似も披露してくれる。ラジオのＤＪの真似。
幸ちゃんも「ここでプロフィールを言ってどうするの」と言いつつ、色々な情報を伝えてくれた。
今度またやりたいねと言っていた２人。
是非実現させて欲しい。
高見沢さんも一緒に。そうしたらＧＳの曲もたくさん聴けそう。

とても面白かったが、途中で帰る人もぽつぽついて、段々空席が目立った。
やはり最後まで見られないのは気の毒な気がする。
自分は遅くまで走る電車の沿線なので、最後まで居る事が出来たけれど。
もう、こうなったらオールナイトでして欲しくらい。始発が動くまで。
あっ、幸ちゃんが寝てしまうか。